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塾なし東大生が教える東大英語で絶対にやってはいけない勉強法【大学受験】
はじめに
こんにちは。のーしくるです。資格試験の勉強で今年の春休みは勉強漬けになりそうです泣
予備校無し家庭教師無しで東京大学文科一類に現役合格した経験から、中学受験、大学受験(主に文系)に役立つ情報を発信していきます。
今回は、「東大英語で絶対にやってはいけない勉強法」について解説します。
東大英語は範囲が広く、難易度が高いため、正しい勉強法を実践しなければ効率的に成績を伸ばすことができません。間違った方法に時間を費やしてしまうと、受験本番で「こんなはずじゃなかった…」ということになりかねません。
この記事では、東大英語の勉強で陥りがちなNGパターンを紹介し、それをどう修正すべきかを説明していきます。
1. 東大英語の特徴
東大英語は、単なる「英語力」ではなく、論理的思考力・情報処理力・表現力を試す試験です。
✅ リスニング:選択肢15問(5択)、会話・講義形式の長文を2回ずつ放送
✅ 長文読解:単に読むだけでなく、要約や論述の力が求められる
✅ 英作文:和文英訳+自由英作文の両方で構成され、論理的な文章を書く能力が必要
「単語を覚えたらOK」「長文を読みまくればOK」といった単純なアプローチでは太刀打ちできません。
2. やってはいけない勉強法5選
NG① 単語帳を1冊やり切ったら語彙対策はOK
よくある誤解が「単語帳を1冊仕上げたら、語彙対策は十分」というものです。
なぜダメなのか?
東大英語では派生語・同義語・対義語・熟語など、単語帳には載っていない知識も必要になる。
文脈の中で単語を理解し、適切に使えることが求められる。
どうすればいい?
✅ 『鉄壁』などの単語帳を繰り返し復習しつつ、長文で出てきた語彙をノートにストックする。
✅ 英作文で実際に使ってみることで、記憶に定着させる。
NG② 速読練習ばかりで精読をおろそかにする
「東大英語は長文が多いから、とにかく速読を鍛えればいい」という勘違いも多いです。
なぜダメなのか?
東大の長文は、構造が複雑なこともあり、ただ速く読めても内容が理解できていなければ得点できない。
記述問題では、内容を正確に理解し、適切に要約する力が求められる。
どうすればいい?
✅ まずは『英文解釈の技術100』などを使い、1文1文を正確に読む練習をする。
✅ 精読ができるようになってから、速読のトレーニングに移る。
NG③ リスニング対策で「聞き流し」や「雑音英語」に頼る
「とりあえず英語の音に慣れればリスニングは伸びる」という考え方は大きな間違いです。
なぜダメなのか?
東大のリスニングは**選択肢15問(5択)**の記述式で、内容を正確に理解する必要がある。
500〜600語の長文が流れるため、「なんとなく理解」では対応できない。
2回流れるが、先読み・メモ取りをしないと重要ポイントを逃してしまう。
どうすればいい?
✅ 過去問の音源を繰り返し使い、精聴(細かく理解する)+シャドーイング(発音をなぞる)をセットで行う。
✅ 「東大の英語リスニング20カ年」(教学社)などの過去問を活用し、出題傾向を把握する。
✅ 設問の先読みをし、どの部分に注意を向けるべきか意識して聞く。
NG④ 英作文はひたすら書けば上達する
「とにかく自由英作文をたくさん書けばいい」というのは間違いです。
なぜダメなのか?
東大の英作文では、論理的な構成が最重要。単に書くだけでは不十分。
**「日本語を直訳する癖」**がつくと減点される。
どうすればいい?
✅ 『英作文ハイパートレーニング』で構文をストックし、使いこなせるようにする。
✅ 添削を受け、論理的な展開を意識して書く。学校の先生やオンライン添削サービスを活用するのも有効。
NG⑤ 過去問を「10年分解くだけ」で満足する
「10年分の過去問をやれば十分」という考えも危険です。
なぜダメなのか?
ただ解くだけでは、弱点を分析せずに終わってしまう。
記述問題は解いた後の復習方法が重要。
どうすればいい?
✅ 1周目は時間を気にせずじっくり解き、解答のプロセスを分析する。
✅ 2周目以降は本番の時間を意識して演習を行う。
3. 正しい勉強法とは?
✅ 「精読→速読」「単語暗記+文脈での定着」をセットで行う
✅ リスニングは過去問+要約練習を活用する
✅ 英作文はテンプレ+論理的な構成を意識する
4. まとめ
間違った勉強法に時間を費やすと、貴重な受験期の時間を無駄にしてしまいます。
正しい方法で、最短ルートで合格をつかみ取りましょう!
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