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【産官学連携 #2】空き家残置物調査 in 豊浦町

先日、豊浦町へ足を運び、空き家対策に係る調査研究に参加させていただきました。
こちらの調査は、前回の記事でご紹介した産官学連携の一環として行われたもので、この連携活動に弊社が参加するのは2回目となります。

↓前回の記事はこちら


調査を始める前に…

主な活動内容は、空き家の残置物調査や所有者へのヒアリング調査など、利活用に関わる部分の調査となります。

弊社からは、グループ会社の遺品整理サービス「想いて」スタッフより、査定のポイントや処分費用の算出方法などを学生の皆さまへご説明させていただきました。

豊浦町役場での事前レクチャーの様子

今回は実際に豊浦町内の空き家を訪問して調査を行います。当然ですが、所有所さまがいらっしゃいますので、とくに気をつけるべき点などを事前にお伝えいたしました。

弊社の遺品整理士から今回のようなレクチャーをする機会はあまりないので、このように真剣に聞き入っていただけて安心しました。
前回の出前講座もそうでしたが、学生の皆さまの熱意あふれる様子に感銘を受けました。

いざ現地調査スタート!

今回の調査ですが、実は3日間の日程に渡る大規模なものとなっております。弊社が参加させていただいたのは1日目だけですが、調査初日から4軒の空き家を訪問いたしました。

実際の残置物を例に査定ポイントを説明する様子

調査中、学生の皆さまから積極的にご質問いただき、弊社の遺品整理士も忙しそうにあちこち回っておりました笑
やはり実際の空き家をフィールドに調査を行うことで、事前に想定していた以上の発見がいくつもあったようですね。

私共としましても、空き家を訪問して残置物や老朽化などの現状を確認することで、利活用を進める上での障害の大きさを改めて実感いたしました。
また、ヒアリング調査では所有者の皆さまのお話やお考えを伺うことができ、今後の残置物処理のあり方についてより深く考える契機となりました。

空き家調査を終えて

空き家での調査活動を終え、最後に初日を通しての振り返りを行いました。
弊社の参加は初日のみですが調査は2日後まで続きますので、本日の調査を通して見つけた疑問や聞いておきたいことなど、質疑応答の時間がメインとなりました。

今回とくに印象に残っているのは、学生の皆さまが所有者の方々へとても丁寧にお気遣いされていたところです。空き家となってしまっても所有者さまにとっては大切なご自宅ですので、敬意を払って調査に臨む姿勢はとても素晴らしいと感じました。

所有者さまへのヒアリング調査の様子

私共もこのたびの活動を通じて、空き家問題の解決に貢献したいという思いがより一層強まりました。
今後の産官学連携の取組をはじめ、豊浦町の空き家ガイドブック制作のお話も進んでおりますので、引き続き弊社もご協力させていただければと思います。

豊浦町さま、北海学園大学の皆さま、北総研さま、このたびは貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。

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