スリランカ旅行雑記
2024年ゴールデンウィークにスリランカに行ったので、適当に思ったことを。
今回の旅程
行くにあたって外せなかった場所は3カ所。
① ヌワラエリヤ競馬
② シーギリヤロック
③ コロンボ競馬場跡地
その他アトラクションとして、
④ 高原列車に乗る
⑤ 動物を見る
⑥ 午後の紅茶の産地に日本から午後の紅茶を持っていく
が加わります。自分の経験として、人工物は飽きても自然物は飽きないというのがあるので、人工物と自然物のミックスが重要。
結果として
第1日 東京→コロンボ
第2日 コロンボ→ヌワラエリヤ
第3日 ヌワラエリヤ競馬
第4日 ヌワラエリヤ→キャンディ
第5日 シーギリヤロック・ミンネリヤ国立公園
第6日 ダンブッラ、アヌラーダプラ
第7日 アヌラーダプラ→コロンボ
第8日 コロンボ→移動(シンガポールへ)
という旅程となりました。
懸念点
旅行前に懸念したのは以下の2点。
① ヌワラエリヤ(ナヌオヤ)に向かってちゃんと列車に乗れるのか
② キャンディ→アヌラーダプラ→コロンボの移動手段
このうち、スリランカ鉄道の予約システムは非常によく分からなかったのだけれども、とにかく鉄道の予約サイトでなんとなく予約を達成。エッラオデッセイという列車で、コロンボから直接ナヌオヤに行けそう。
問題となったキャンディ→アヌラーダプラ→コロンボ移動については、キャンディで申し込んだシーギリヤロックツアーの会社に問い合わせて、そのまま移動できることに。
もちろんバスで移動した方が圧倒的に安くはなるのだけれど、大人なので時は金なり金は時なり。時間(と快適さ)を金で買いました。
ちなみに、申し込んだツアー会社はAaliya Tours。
正確には、おなじみのViatorを経由して、「キャンディからMinneriya国立公園、Sigiriya&Dambullaへの日帰りツアー」に申し込んだかたちです。
第1日・第2日
初日は深夜にコロンボ着。バンコク経由で23時55分にコロンボ着です。
そこからUBERで市内に移動。
宿泊地:C1 Colombo Fort
到着したのが午前2時。エッラオデッセイの出発が5:30なので、とにかく寝過ごさないことが重要でした。本当に仮眠だけ取って無事出発。
駅では一応乗る電車の案内も出ており、乗るときに複数人に電車を確認して間違えずに電車に乗ることができました。
ナヌオヤ駅からヌワラエリヤ市街地までのバスにきちんと乗れるかも不安でした。実際、バス停とおぼしき場所にほかの旅行者はおらず、声をかけてくるトゥクトゥクもうるさかったですが、無事乗車できました。
宿泊地:Carnation Rest
朝食付きで、朝食に生野菜と生果物が出てきてどうするか迷いました(残しましたが、どうしても罪悪感が出てしまう)。
午後は、計画通り午後の紅茶の産地パブロ茶園へ。
また、ヌワラエリヤ競馬場では乗馬もできました。そして、翌日競馬があるから来い、とお誘いを受けました。誘われるまでもなく行く予定でしたよ。
第3日-ヌワラエリヤ競馬場
3日目はヌワラエリヤ競馬の開催日。事前に問い合わせをしたらドレスコードがあるとか回答がきましたが、有料席も含めてそんなものはありません。
第4日-キャンディ
4日目はキャンディに移動。ナヌオヤ駅までの移動はホテルが呼んでくれたトゥクトゥクでした。バスよりはもちろんお高いですが、最後はホテルと現地経済に貢献します。
宿泊地:Sevana City Hotel Kandy
キャンディでは普通に観光しましたが、ホテル近くのSri Ganeshananda Brahmins Hotelというところのドーサが評価が高かったので行ってみたところ……
お皿代わりのバナナリーフが濡れていて死ぬかと思いました。失礼にならない程度に手持ちの除菌シートでささっと拭いたところ、結局おなかを下すことなくおわりました。よかったよかった。
なお、店員さんは全く英語話せませんでしたが、とても親切でした。親切だからこそ除菌シートで拭いたりするのが申し訳なくなるのです……。
ちなみに、キャンディアンダンスを見に行く途中、そこで演奏する?人から声を掛けられ、早めに行って席取りをした方がいいとか、Central Marketへの案内とかしてもらいました。何がビックリって、チップを要求されなかったこと。インド人は一回スリランカで修行した方がいいですね。
第5日-シーギリヤロック
第5日はメインイベント、シーギリヤロック。
元々のプランではダンブッラ+シーギリヤロック+ミンネリヤという贅沢なものでした。
が、ドライバーまでどこまで情報が伝わっていたのかよく分からないところで、スパイスガーデンに連れていかれ、結果時間の関係か何かでダンブッラをスキップしてシーギリヤロックに行くことに。
また、シーギリヤロックでも何も言わなかったら博物館を飛ばそうとしていたので、ドライバーはあくまでドライバーと思っておいた方がいいな。
40代、日常的に運動量ゼロのデスクワーカーの体力でどうなるか不安で仕方がありませんでしたが、なんとか登頂できました。
奥の方では、頂上までものを運ぶリフトも見せてもらいました。もちろんチップは払いましたが。
その後も、どう考えてもミンネリヤの時間が迫っているのに「昼飯は食べないの?」と聞いてくるなど、なんかドライバーの頭の中の計画がよく分からない感じでしたが、こっちが昼食よりミンネリヤと言うとすんなりそっちに行きましたし、ミンネリヤではしっかりガイドしてくれました。
結論としては非常にいいドライバーで、やっぱり単に何も考えてないだけだな。
第6日-アヌラーダプラ
6日目はアヌラーダプラに移動。
当初はアヌラーダプラ直行の予定でしたが、「ダンブッラに行きたい」と言うと寄ってくれました。特に追加料金もなし。
アヌラーダプラに到着すると、ドライバーが、「詳しいガイドを呼ぶ」と言い出しました。もちろん有料、追加料金がかかります。聞いてないぞ。
まあやる気のないドライバーに案内されても困るし、ダンブッラによってもらった恩もあるのでOKしました。
こちらは金で時間を買ってる人間なので、事前に行ってもらえてれば快くOKしたんですが、直前に現地でそれを言われるとさすがにちょっとイラッとしました。
なお、結果的に時間はうまくおさまったので、ダンブッラをアヌラーダプラにくっつけたのは正解だったのではないかと思います。アヌラーダプラはキャンディからの日帰り往復ツアーが組まれてるくらいだものな。
第7日-ウィルパットゥ&コロンボ
第7日はウィルパットゥ国立公園。ミンネリヤは象の国立公園でしたが、こちらはほかにも色々な動物がいるのが売りのサファリとなります。
ここの目玉はセイロンヒョウ(leopard)ですが、残念ながら会えず。でも、純粋にサファリのジープに乗って動物を見るという非日常体験は楽しかったです。
コロンボに戻って、狙っていた場所がSporting Times。この日も泊まったC1 Colombo Fortの前にあることは初日に確認してました。
このSporting Timesはスリランカの場外賭博場です。三井昌志さんの書かれたこちらの記事で知ったのですが、是非行ってみたかった。
おそるおそる入ってみたところ、普通の明るい賭博場(オーストラリアのTABの店舗に近い雰囲気)でした。親切な人に買い方も教えてもらい、イギリスの馬券を買って外してみました。
第8日-コロンボ競馬場跡地など
スリランカ最終日はコロンボ観光。
紅茶の店でちょっと読書。帽子を落っことしていたことに気付かなかったのですが、横のChineseまたはTaiwaneseの人に教えてもらいました。感謝。
そして、コロンボ競馬場跡地。ちゃんとスタンドが残っています。これは別のnoteを参照。
また、旧々コロンボ競馬場跡地にも行ってみました。これも別のnote参照。
コロンボ国立博物館では、学校の社会科見学の生徒さんたちに巻き込まれました。しっかり見るのではなく、展示品を見学するというよりは博物館を見学するような感じでしたが、あれでよかったんでしょうか??
おわりに
海外旅行、やっぱりもうちょっとゆっくり行きたいですね。
でも、スリランカは総じて雑ではあるものの、よく言われるとおりインドとは違って人がいいので、旅行先としては非常に楽しめました。
国内移動が困難なことが欠点といえば欠点ですが、今回はそこをお金でカバーしてしまったので楽になりました。お金は大事です。