英単語の覚え方のまとめ

こんにちは。northern_brightです。

そろそろ英単語の覚え方も収束フェーズに向かっていきましょう。

今回は今までのまとめをします。まとめなので箇条書き+αで。

・ 単語を覚えたとは「その単語の意味を思い出すことができる状態」

> まずこの状態に持って行くことを目標にしてください。例文やチャンク、ミニマルフレーズを読んで意味を思い出せなかったら、それは「覚えた」ということにはなりません。意味を思い出せるまで練習してください。

・ 発音できない単語の意味はわからない。まずは読む。音読をする

・ 発音は大切。ちょっとくらい下手でもエラい先生方やCDなどのネイティブの真似をして音読する。

> 以前、こんな例がありました。中2の並びかえの問題で、疑問詞を使った疑問文を扱ったときのことです。疑問文を作って、最後に疑問詞を文頭に置く、というときに「この単語の中で疑問詞はどれかな?」と聞いたところ、whereを指で指すんですね。whereを読めないんです。だから指で指すしかない。

これでは英語はできません。今は誰の責任かは問いません。とにかく発音できること、できればキレイに発音できることを目標に練習してください。キレイな発音は英会話やリスニングにも役に立ちますよ。

× 発音はエラい先生方やCDなどのネイティブの真似をテキトーにやる。

> ダメです。わたしの認識不足でした。上にも書いたとおり発音は大切です。大変だと思うけれど、頑張って練習してください。

・ 意味がわからなかったら、その本に書いてある意味を見ちゃう。

> 意味のわからない英文を音読するのは、意味のわからないお経を唱えるのに等しいからです。意味がわからなくてもお経の音読の方が御利益がありそうな点で、

意味のわからないお経の音読 > 意味のわからない英文の音読

かもしれません。冗談はさておいて(しかもちょーつまんねー冗談)、例文や英文を音読していて意味わかなかったら、すぐに意味を見ちゃってください

・ 教材はターゲット1900かシステム英単語がいいかな。

> これも本当は人それぞれです。キクタンが好きな方はキクタンを使ってください。DATABASEが好きな方はDATABASEを使ってください。

・ 目標とする大学に応じて全部はやる必要のないこともある。

> 無理はしないこと。言い方悪いけれど目標大学の偏差値がそれほど高くないなら、全部やるより範囲を絞ってそれらを完璧にした方がいいと思います。もちろん上位大学を目指す方は基礎英単語はパーフェクトにして、次のステップに進みましょう。

・ ターゲットの皆様は見出し語→見出し語・派生語→例文の音読と暗記。

・ シス単の皆様はミニマルフレーズ→見出し語の中にあるイディオムも音読して暗記。

・ 他の単語帳を使っている皆様も見出し語、チャンク、例文などを音読して暗記。

> やり方は見出し語の暗記→(チャンクなどの暗記)→例文・ミニマルフレーズの暗記の順番です。エラい先生のおひとりでいらっしゃるもり○つ先生もおっしゃっています。「distinguish A from Bで覚えても意味がない。必ず具体例としての、I often can't distinguish Tom from his twin brother.という例文で覚えなさい」と。

これには理由があって、英単語が使われるコンテクスト(文脈)ってある程度決まっているんですね。だからコンテクストの中で例文を覚えることでその英単語が使えるようになるんです。

日本語でもそうですよね。「羊が消えたから電車が止まった。」なんてコンテクストはめったにありません。でも「羊は毛深い動物だ。」は普通にアリですよね。だから英単語もコンテクストのある例文で暗記してください。

・ カラーペンで書いて覚える

> 書くことも英単語の暗記には重要な練習方法のひとつです。書くだけだったら自習室やカフェ、電車の中でも「堂々と」できますからね。ぜひ書いて覚えてください。カラーペンを使う意義はその記事を参考にしてね。

○ 最後に

ここまで読んでくださった方はある言葉にお気づきかも知れません。それは

「練習」

という言葉です。「単語を覚える」という記事にも書きました。野球や卓球でいう素振り、サッカーのインステップキックのような基礎は練習を繰り返して習得できるものです。そしてそれができないのに、ホームランもスーパースマッシュも打てないし、ゴラッソなゴールも決められません。

しんどいとは思います。でもここはちょっと苦しくても乗り越えてください。乗り越えるためのハードルは極限まで下げたつもりです。

これでも英単語が覚えられない方は誰かに相談してください。(わたしでもいいですが)

もしここまで読んでくださった方がいらしたら、ありがとうございます。

心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

では、また次回よろしくお願い致します! バイピチ!

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