英和辞書の構成
こんばんわ。northern_brightです。
今回は英和辞書の構成について書きます。
情報がどんな順番ででてくるのか、ということです。
当たり前ですが、大事な順番に出てきます。
学生時代、英語だったかフランス語だったか忘れちゃったけれど、
辞書は語学の学習に絶対に不可欠な存在
とおっしゃった先生がいらっしゃいました。まさにその通りだと思います。
不明な単語や熟語があったとき、辞書がなければ不明なままです。
そのままでは絶対に語学を習得することはできません。
ですから学生のみなさん、語学の授業のある日は辞書を忘れずに持って行きましょう。
1. 見出し語
・ これがなきゃ辞書の意味がないですよね。
学習用の辞書だと、よく出てくる単語は大文字になっていたりします。
2. 発音記号
・ 2番目に大事なのは発音です。すなわち音は大切、ってことです。
ですから音読は非常に大事ということになります。
3. 語源
・ これは参考程度。単語を覚えるときのヒントになることもある、っていう程度です。
4, 品詞
・ わたし的に品詞をマスターした者こそが英語をマスターした者だと思っています。
品詞は文法と密接に結びつきます。英語は単語・文法・音読、というくらい、文法も大切です。
その文法と結びつきの深い品詞を理解して、辞書の中で、とある単語の品詞を決定することはめちゃめちゃ大事です。
文法事項に品詞を掛け合わせれば、ほとんどの単語の意味は割と早めに決定できます。
5. 品詞に関する情報(単複、自動詞・他動詞、比較の不可など)
・ これも大切です。名詞だったら数えられる・数えられない、動詞だったら自動詞・他動詞、形容詞なら比較級・最上級を作れるかどうかは、
辞書から判断するしかありません。(判断の方法はまた別の記事に書きます。)
6. 語法・用法
・ 例えばitを辞書で引くと、「それは」とか「それを」という基本的な意味の他に「it is ... for ~ to 動詞の原形」みたいに
並びとして知っておくことが求められる語法・用法が載っています。英文の中で、「これはit ... for ~ to 動詞の原形の並びだ」と思ったら、
辞書のその語法・用法のところを探して意味を調べればいいように、辞書というのは作られています。
6, 意味
・ ここまで精査してやっとどの意味がそのコンテクスト(文脈)に相応しいかの判断をするステップに進めます。
どの意味が一番そのコンテクストに適しているのか、を決定させるには訓練が必要ですから、ぜひ辞書は引きまくってください。
以上の通り、辞書は意味を引くだけではない。それ以外の情報からその単語の意味を確定させるものだ、と思ってください。
・ まとめ
大文字で書いた
1.見出し語
2.発音記号
4.品詞
6.意味
英語の初心者〜中級者の方々はこの辺りを意識して辞書を引いてみてください。それ以外は今のところ無視でもいいと思います。
もしここまで読んでくださった方がいらしたら、ありがとうございます。
心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
では、また次回よろしくお願い致します! バイピチ!
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