【デュエマ】オリジナル環境メタレポート【11月第2週 11/8~14】
入賞デッキ一覧
11.0% 5c天門ディスペクター(15)
9.5% ジョー星ゼロルピア(13)
6.6% 青黒墓地退化(9)
5.8% 5cネバーコントロール(8)
5.8% ガイアッシュ覇道(8)
5.8% 赤緑RX閃(8)
5.1% シータRX(7)5.1%
5.1% 赤単我我我(7)
3.6% 青白ネバーループ(5)
入賞数 136
【天門ディスペクター】が入賞数トップ。そして、天門ディスペクターに有利をとれる【ジョー星ゼロルピア】がそれに続く形となった。
飛躍を見せたのは【5cネバーコントロール】。アルモモのいなくなった環境において存在感が出てきた。リスト非公開のケースが複数見受けられたため、実態はもうすこし多いと推測できる。
入賞デッキまとめはこちらから。
注目デッキ
(載せているリストは、Twitterで公開されているものです。有料記事と酷似している可能性もありますが悪しからず。)
まずは入賞数トップの【天門ディスペクター】。
【5c天門ディスペクター】
《グレイトフル・ベン》と《ヒャクメ》のシナジーを活かしたコントロールデッキ。
デュエキング発売後は《流星のガイアッシュ・カイザー》の登場により、ガイアッシュの軽減対象とならない《Vol-Val-8》が抜けることとなった。それによって赤の枚数が足りなくなり、《フェアリー・ミラクル》も抜かざるを得なくなる。
空いた枠には、ガイアッシュの恩恵を受けられる《ロマノグリラ》と、ミラーやRXに刺さる《VAN》が採用された。
ミラクルが抜けたため、このデッキにおける"赤"は殆ど受けの役割しか持てていないと言ってもよい。この点は改善点となりうる。
それを踏まえ、ディスタスなどでデッキの純度を高めた【4cディスペクター天門】も存在するが、こちらは使用者が少ないため割愛する。
【ジョー星ゼロルピア】
ご存じ、《希望のジョー星》と《ゼロルピア》でソリティアをするデッキ。母数が多くなりすぎたため、【赤黒邪王門】などジョー星を意識したデッキが増えてしまい、数を減らしていた。
だが、それらジョー星メタのデッキは5c天門に不利がつくことが多い。それもあって5c天門が入賞数を伸ばし、赤黒邪王門が数を減らしているので、立ち位置がよくなっている。
《敬虔なる警官》が採用されている理由だが、先週飛躍的に数を伸ばした【青黒墓地退化】の存在が大きい。
ジョー星と退化は同じコンボデッキであり、速度勝負となる。ジョー星側は警官によってターンを稼ぐことで、勝率をあげることができる。
また、警官の召喚制限効果は【赤単我我我】に対しても刺さる。苦手とするデッキにも役割を持てるようになるこのカードは、今は採用すべきと考える。
警官の採用率が上がっているので、もしジョー星のみを意識してデッキ選択をするのであれば【赤黒邪王門】がベターである。
【5cネバーコントロール】
王来編初期に流行したタイプの5cコントロール。【シータRX閃】に搭載されていた《アルカディアス・モモキング》が環境から姿を消したことで、環境に舞い戻ってきた。
ネバーザーディロストは対面のデッキタイプを問わず強力なムーヴであり、《アルモモ》がいない今、幅広く戦うことができる。ザーディクリカの5,6枚目となる《ソーシャル・マニフェスト》は、ザーディクリカと同じく各種踏み倒し呪文の対象となるだけでなく、マナから呪文を打つことができる。このカードを採用ことでザーディクリカと合わせて、手札マナ墓地と、どこからでも呪文を打てるようになる。
このデッキはデュエキングで《大地門ライフ・ゲート》を手に入れた。相手のクリーチャーをマナに送り、それよりコストの小さい進化ではないクリーチャーをマナから踏み倒すカードで、主に相手の《ドギラゴン閃》などをマナへ送り、ザーディクリカやマニフェストを踏み倒すことに使う。
最速ロストでほぼ全ての対面に勝ち筋があるというのは、多くのデッキがひしめく現環境において魅力的だ。
メタゲーム予想
上位2デッキが人気実力ともにあるため、ここが変わるとは考えにくい。【5c天門ディスペクター】と【ジョー星ゼロルピア】がツートップで、それより下位での変動が予想される。
【墓地退化】は、5c天門にバルカディアNEXで有利が付くが、風当たりが厳しくなってきたので数を減らしそうだ。
個人的には【シータRX閃】が《アルカディアス・モモキング》を搭載して復活することに期待している。上位デッキである【青黒墓地退化】と【5cネバーコントロール】はアルモモを出してストップさせ、その他のデッキにはデッキパワーによる押し付けをすれば勝率が出そうだ。不利対面の【赤単】が入賞数を減らしていることも追い風となる。