杉並区の多文化共生について
来月の救国シンクタンクセミナー 自治体経営研究会の内容が内藤先生による「正しい多文化共生セミナー」だったので、杉並区で起きたこのことを思い出して予習がてらnoteにまとめておこうと久々に書きました。
超絶雑なまとめなので気になった人はさらっと流して見ていただければと思います。
杉並区「難民・移民フェス」の騒動まとめ
昨年の今時期に開かれたイベントで区議会議員と参加者でトラブルが起こり騒動となった出来事、入管法改正とそれ以前から問題が表面化してきた移民の問題があったことで話題となりました。
この区議さんというのは田中ゆうたろうさんです。
このことをきっかけに区議会議員から抗議を受けます。
また「難民・移民フェス」の主催は産経新聞に対して抗議・謝罪・記事の取り下げを求める内容通知を送っております。
筆者のここまでの感想
双方の事実に食い違いがあるものの、当イベントが区民にとって良いものかどうかは置いておき、田中ゆうたろう議員のとった行動は「騒動をより大きくした元凶」であったのではと思います。
また産経新聞の記事も騒ぎになりそうなネタを狙ったかのような内容とも捉えられ、いずれにしても印象が悪いのは田中ゆうたろう議員と産経新聞側だろうなと感じました。
特に「パスポート有無」なんて普通の人は聞くことは無いですし、「なんで聞いてはダメなのか?」も事前のイベント趣旨で「プライベートのことはNG」となっているのでトラブルがより発展するのは明確で、それがなければ騒ぎにならなかったからです。
つまりイベント主にとってその参加者・田中ゆうたろう議員・産経記者は招かれざる客でだったということです。
しかし、これはイベントのトラブルに対しての話であって、田中ゆうたろう議員のイベントに参加した目的自体は筆者は肯定的です。
難民・移民フェスの意味
このイベントの発案者の金井真紀さんは東京新聞の記事にて明確に「入管法改正」に対して反対で日本の難民認定率の低さについて問題にしていることを明確にしており、当イベントも難民問題に対する政治的PRであること間違いないでしょう
そのようなことから、政治的なイベントに対して行政が関与するのはいささか問題があるというのがこの騒動の本質です。
自民党区議会議員の矢口やすゆき議員が議会でこの件について質問しており紹介します。
注:上記の発言でイベント当日とういのは難民・移民フェスではなく、西荻・平和まつりに対してです。
矢口議員の発言内容はこの難民・移民フェス騒動の本質がよくわかるものとなっており、杉並区の公園名義等使用申請に6つの基準について触れています。
その中で
2.政治目的または宗教活動を有しないもの
6.主催者は寄附や署名活動を行わない
が当イベントに対して妥当かどうかが重要で、これが守られていないと「政治的中立性」が担保されないと思われます。
この質問に対し区の説明は以下の通りです。
教養や懇親目的にして、主催者以外の寄附という形にしてしまえば区の後援が通るということが分かりました。
まぁ考えようによっては例えば北朝鮮の貧民救済のための寄附としてイベントを開きその後のお金がどこに行こうが知りませんし、そのイベントに後援が区になっていても申請用に包み隠せば通ってしまうと思います。
つまり手続きにおける「ルール」や「基準」についての話なんですよねコレ
「多文化共生」を実現するにも「ルール」や「基準」がしっかりしていないと今回のようなトラブルが起きても仕方がないと思います。
難民についてもコロナ過以降は認定もだいぶ多くなってきていますが、「仮放免」の問題はいまだ解決できず、一般市民においてはそういった外国人が何者なのか?犯罪者なのかどうかわからない状況です。
そういった状況下で杉並区で不正入国した外国人が事件を起こせば、一番割を食うのは「正規に入国した外国人」となり、「多文化共生」なんて言葉は吹っ飛んでしまうと思いました。
とここまで一通り予習したところで、11月に行われる救国シンクタンク「自治体経営セミナー」に参加してきます。
この勉強会で得た後にまたこの問題を再考したいと思います。
あと予習に本も二つほど
セミナーで学んだことを地元に置き換えて、自前の勉強会も開きたいと思います。
ここまで駄文にお付き合いくださいましてありがとうございます。