そして誰もいなくなった

11/21
一部不適切な表現があったため修正いたしました。誠に申し訳ありません。

皆様ごきげんよう。
麻雀のポストよりもマダミスのポストのほうが増えつつある厚谷です(どうでもいいけど「ポスト」って言葉いまだに慣れない)。

さて、最近厚谷がよく訊かれることがあります。
「最近雀荘で見かけないけど追っかけ行ってる?」です。

結論から申し上げましょう。
「あまり行っていない」です。
プライベートで仲が良くてあまりゲストに入らない人の場合や、時間と体力と気力があるときに営業されたら行くくらいです。

タイトルにアガサ・クリスティの傑作を持ってきたが故に内容がぱっと見でよくわからない感じになってしまいましたが、今回のnoteのテーマは「厚谷が追っかけに行かなくなった理由」です。
久しぶりにnoteで毒を吐いてメンタルを浄化しようかと思います。


追っかけに行かなくなった理由は大きく二つあります。
一つ目が体力的な問題です。まぁわかりやすい理由ですね。

年齢のせいなのか仕事が肉体労働寄りになったからなのかは定かではありませんが、最近は仕事が終わるとヘロヘロな状態になっています。

ほんの数年前なら仕事終わりに電車で1時間移動して追っかけに行くのがザラにあったのに、今では仕事終わりに麻雀を打つことがかなり減ってしまいました。歳は取りたくないものですな。


とはいえこんなのは些細な理由でしかありません。
仕事終わりに追っかけ行かないのなら休みの日に行けばいいじゃない、という話です。

ですが二つ目の理由が僕にとっては深刻すぎて休日に追っかけに行くことも躊躇ためらってしまっております。
その理由とは、「厚谷が追っかけに行くと雀荘に迷惑がかかることがあるから」であります。

もちろん僕がお店に直接迷惑をかけているわけではありません。
不愛想なだけで迷惑はかけてないはずです。
かけてないよね…?
かけてたら教えてください。土下座します。


話は少し脱線しますが、昨年の6月頃に日本プロ麻雀協会さんと日本プロ麻雀連盟より、雀荘ゲストでの写真撮影のルールが定められました。
簡単に説明しますと、「ゲストの写真を撮るときは必ず店内で、1ショットが基本で過剰なポーズ等は禁止、照明等の機器も使用不可」という内容です。ここ1年くらいでプロになった方は知らないかもしれません。
というかもう忘れられてる気さえします

で、そのルールが公表されたすぐ後に、僕がこんな↓noteを書いたわけです。
僕が定期的にnoteを書き始めるきっかけになったnoteです。読んだことがない方は是非読んでいただきたく思います。

追っかけの、追っかけによる、追っかけのためのnote|あつやきたまご

noteを読んでいただければわかるのですが、このnoteの中で一部の追っかけと呼べるのか疑問な方々をかなり強めに批判しています。

その結果どういうことになったかと申しますと、この一部の追っかけから猛烈に嫌われることとなりました。
おとなしく自分の今までの行動を反省するってことにはならんのですかねぇ。フシギダナー。

特に盗撮行為が現行犯で捕まったこともある追っかけの方は、ルールができてからしばらくは雀荘その他で見かけることがなかったものの、3か月後にはまた普通に追っかけを始めておられました。テラワロス。


まぁ正直こんな犯罪に近い行為を繰り返している追っかけに嫌われようが別に構わないんですよ。というか一部からは嫌われるような内容でnote書いてるわけですし。そりゃそうって感想しかありません。
問題は厚谷がこの方々と追っかけ先で遭遇した場合です。

説明するよりも実体験を書いたほうがよいでしょう。


ある追っかけ先の雀荘でのこと。
僕が店に入ると4卓立っている状況。
待ち席には僕が一人だけ、ゲストが一人と従業員が一人入っているようである。そしてその従業員さんが「こちらの南3局をお待ちください」と言ってきた。
「割とすぐに打てそうだな」などと思っていると、その従業員と同卓している僕を嫌っている追っかけが、
「あの人(どう考えても厚谷のこと)ここ来るよね。ラス半で」とこちらに普通に聞こえる声でのたまってきた。

また別の日に別の雀荘でのこと。
僕が店に入ると待ち席には2人。常連と思しきおじさんと僕を嫌っている追っかけが座っていた。
そして従業員さんが「ゲストプロ入れて卓立てるのでご案内します」と言ってきたところ、
「いや俺待ちます。今打ちたくないんで」などと意味不明理解不能チョットナニイッテルカワカラナイ発言をして卓に着かなかった。


僕自身も時々雀荘で働くことがあるので、このような行動をされると非常に迷惑なのはとてもよく理解しています。各卓の進行度合いやラス半の状況を見てお客様をどの卓に案内するか決めるからです。
南3局でのラス半コールは凸ラスと大差ないし、新しく立てる卓に入らず待つなど言語道断であります。
百歩譲って常連客がやるならまだしも、我々は「目当てのゲストがいるときにしか行かないただの追っかけ」であり、こんなワガママを言っていい存在ではありません。

厚谷のnoteのせいでしばらく追っかけに行けなくなったなどど逆恨みされているのかもしれませんが、お店に迷惑をかけることとは全く別の話です。どうせ何があったって行くんだろーが。


とまぁこんな背景があって最近は追っかけに行かなくなってしまいました。
さらに言えばお店に迷惑がかかるだけでなく、僕が雀荘に行くことで売上が下がる可能性すらあります。

厚谷が雀荘に行くことで追っかけが一人帰る厚谷:1交換」であれば自分が売上になればいいのでまだしもですが、厚谷:多交換」となった場合は売上低下を避けられません。カードゲームだとしたら過剰性能で制限不可避です。

なので厚谷が雀荘へ追っかけに行くことでお店やゲストに迷惑がかかる可能性が少しでもある以上、行かないほうが良いと思っている次第です。
思う壺のような気がして非常にしゃくではありますが。


ものすごく負け惜しみのように聞こえてしまいますが、別に僕は追っかけができなくなろうが関係ありません。麻雀を打つなら適当に近くの雀荘に入ればいいですし、スマートフォンさえあればいつでもどこでもネット麻雀で遊べます。
そもそも僕が追っかけを始めた理由は何度もnoteに書いている通り、「どうせ休日に麻雀をするのならばお世話になってる人の売上に貢献しよう」に他なりません。
僕のことが嫌いな追っかけにとっても、顔を見なくて済むのでWin-Winになること間違いありません。

ただ一つだけ言うならば、
迷惑を振りまいている人間からはあらゆる人間が離れていきます。
友達だと思っていた相手も、そして、追っかけていた麻雀プロも。

嫌いな人間を排除して自分の理想の空間を作ることができたとしても、
いつの間にか「そして誰もいなくなった」となる日が訪れることでしょう。

そうなる前に、周りに迷惑をかける行為はぜひともやめていただきたく思います。


最後になりますが、
自分のお客さんが他のお客さんに迷惑をかけている場合は、手遅れになる前に対策をとるべきでしょう。

直接本人に伝えるのがもちろん最善ではあるのですが、それが難しい場合は一度店舗の人や先輩プロに相談してみると良いです。
善良なお客様に迷惑をかける人間は客でも何でもないです。
いい意味で「客層は本人の鏡」と言われるように立ち振る舞いましょう。

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