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2024サイクリングガイド講習会 in 上越

上越地域、地域外の街づくりサイクリングガイドを目指す方達のための体験講習会を開催!!


概要

参加プレイヤーは10名、上越地区(上越市、妙高市、糸魚川市)、そしてなんと広島からも参加してくれました!
Grav Bicycleの小口良平さんをお招きし、サイクリングガイドとしての共通認識を習得し、上越地域でのキーパーソン、プレイヤーを目指す。
今回は出張スクールでは難しい「コース造成」を講習に盛り込んだ。

1日目

1日目スタート!

一日目は以下の様な内容で進めていった。

9:00-9:15 自己紹介&アイスブレイク(15分)
9:15-9:45 「求められるサイクリングガイドの資質」(30分)
  ➢ 技術、体力、スキル、資格
  ➢ ホスピタリティ資質
  ➢ガイディング実践(インタープリテーション、ストーリーテリング)
9:45-10:30 「リスクマネジメント基礎(交通法規等)」(45分)
  ➢集団走行におけるリスクアセスメント
  ➢ 保険、旅行業法、事前準備(機材、天候判断)
10:40-11:10 ガイド事前心得(30分)
  ➢ トラブルシューティング(野外救命 基礎)
  ➢ ガイドが持つべき装備紹介・知識      
11:10-12:00 ブリーフィング & メカニカルスキルアップ講習(50分)
  ➢ 事前準備
  ➢ メンテナンス 
12:00-13:00 ランチタイム(60分)
13:00-15:30 実践ライディング講習(150分)@高田城趾付近
  ➢ 走行技術(ハンドサイン、後方確認)
       (集団走行 - リードガイド&テールガイドの役割)
15:30-16:30 フィードバック(質疑応答)(40分)

さぁ!1回目のガイド実践スタートだ!

1日目は上越市内で、いろいろな要素(坂道、バイパス、古い道、踏切等々)のルートを参加者でリードガイドを交代しつつ実践講習。

2日目

2日目もいい天気☀
午前中は自転車の日常的なメンテナンス等のカリキュラムもあって、結構ハード気味にスタート。
そして今回の目玉の講習「ツアー造成」講習だ。通常の研修でも朝から晩まで皆で喧々諤々して終わりのない講習。
ターゲットやペルソナを決めてそれに合ったツアーを作り上げる。

9:00-9:10 昨日の振り返り・質疑応答(10分)
9:10-9:30 ブリーフィング講習(20分)
  ➢ 装備確認
  ➢ 行程説明 
  ➢ 注意事項、リスクアナウンス 
9:30-10:30 メカニカルスキルアップ講習(60分)
  ➢ パンク修理実践
10:40-11:00 ツアー造成基礎講座(40分)
  ➢ ターゲット理解
  ➢コンテンツ造成
  ➢旅行商品知識 
  ➢募集要項(タリフ理解)
11:00-14:30 ツアー造成基礎ワークショップ(60分)
12:00-13:00 ランチタイム(60分)
14:30-15:30  ツアープレゼン(60分)
  ➢ チームごと、ツアープレゼン&評価
15:30-16:00  全体フィードバック&クロージング

さぁ!2日目スタートだ!

メインテナンス。ほとんどの人が経験あるようだが、ツアー前、中、後で実施する内容が違う。いろいろ説明を受ける。

今回はじめて盛込んだ「ツアー造成」

ランチ時間も忘れて、延長に延長を重ねた。
やはり終わりのない講習。。
皆さん真剣です。
マーケットイン型?プロダクトアウト型?
どこから?、何時に出発?、帰りは何時?交通手段は?何を期待してる?
子供に人数は?仕事は何?
ペルソナ像からいろいろ想像を巡らせてsツアーを組み立てていく。

各チームのターゲットとペルソナ

チーム1発表「秋の味覚新米ツアー 発酵のまち上越」

ペルソナは”ファミリー””体験好き親子””募集型”
”募集型”は知らない同士が参加するという設定はチョー難しい設定。
大人と子供の違い、大人の興味、子供の興味、ファミリーの誰にターゲットを重く置くか、まぁ、一番難しいペルソナ像ですね。
ほんとこれが一番大変。。

チーム2発表「高田雪国散策 サイクリング女子旅」

ペルソナは”初心者女子””都市型健康女子””募集型”
これもまた”募集型”は知らない同士が参加するという設定。女子の知らない同士。怖いですね。。
良くスイーツや食べ物ツアーになりがちなところを、高田の街並み散策、ボブスレー等のアクティビティを合わせた内容。これも直ぐにツアー化できそうだ。

「ツアー造成」について学ぶ

発表が終わったら、これ話すの?っていうツアー造成の核心部分を小口さんから惜しげもなく教えてもらいました。

考察

本来は、「ツアー造成」講習後に作成したツアーを2時間程度に短縮して実際に巡るのだが今回は時間的に難しくなりました。それでも皆さんは満足されている様子。
個々でガイド経験もあったが、簡易的な講習ではあるものの、やはり実際に講習を受けて、いろいろな発見があったようだ。
同じ言葉、同じ知識、同じ気持ちで、同じ方向に向かう。
広域な上越地域のキーマン、プレイヤーとして、今後のサイクリングツーリズムを先導し盛り上げてくれる方たちに期待です!

最後にメディア用にみんなでパレードラン!!

以上!


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