上越地域散走ワークショップ開催!!

2024年9月2日 18:58

上越地域（直江津地区、高田地区、妙高地区、糸魚川地区）対象の散走ワークショップを散走ネットワークの室谷さんを講師に開催しました。

自転車で散歩するように、+αの価値のあるモノ、コトに触れながら、"その場所“、”その時間“ならではの出会いや発見の体験を愉しむ「散走」

上越地域を散走ワークショップを通じ、ここならではの地域性・伝統・歴史・文化・芸術・四季・自然・食などの魅力を見つけていくワークショップです。

台風の接近で色々な天気ツールをから情報を得て開催を決めたけど、日々変わる天気予報。当日の朝までドキドキでしたが、悪天の合間の良い天気でよかったー！気温は高めで心配しましたが。。

「自転車のある街の風景」を目指して

地域に自転車がある風景。人も車も商店もあらゆるものと同じようにあって配慮しあう街であってほしい気持ちを込めて。

不安いっぱいでの開催

参加者は？

参加者は少なめでしたが、老若男女10代から70代まで10名の参加。
申込み時は、あまり自転車を活用していない方達が多いのかと思ったら、既に自転車で散走っぽいことをしている方、長年上越地区で自転車の利活用をやってた方、街歩きガイドをやってらした方、スポーツライドをやっている方等々、自転車の利活用に意欲がある方たちが集まりました。

いざ！ワークショップ

ファシリテーターの室谷さんが事前に経歴等を考慮してグループ分けを行って、個性豊かな自己紹介から。

上越地区の資源を引き出し合い「散走テーマ」「散走コース」をつくる

先ずは資源の再確認、グループ・各自で気になる所や寄りたいところ等、上越の資源・魅力を付箋に書き出していきます。
資源・魅力のキーワードを元に、様々な散走コースの「テーマ案」を出し合います。散走する「散走テーマ」を１つに絞って地図に書き出した付箋を貼りつけてコースを作ります。
各グループ「散走テーマ」から連想する資源をさらに深堀し、話し合いながらポストイットに記入していきます。

「散走」のポイント！

面白そうな道（ルート）を発見すること。
目標をめがけて最短距離を走行しない。
迷子を恐れず裏道を冒険する。
子どもの頃に体験したワクワク感。
新たな自分との出逢いをつくる。

今回は、約３時間程度の上越地区・高田エリアの散走コースをつくります。

各グループの散走コース発表

各グループが選定したルートや立ち寄り処等を紹介します。

ランチタイム

ランチタイムはみんなでワークショップをしながらお弁当！
お弁当の画像が無いぃぃ！
お弁当は米どころならではの「米やのコシヒカリ弁当」さんお願いしました。実際の画像が無いのでメニューをどうぞ。

いざ！散走開始！

アテンダントしたグループのテーマは「越後高田商業地区巡り」
裏テーマは「辻導発見散走」。ゴールは高田城址公園本丸跡
”辻導”とは社団法人上越青年会議所等が設置した案内版のこと。
”辻導”散策中の途中の立ち寄り処は、
・「高橋孫左衛門商店」さん
　急な立寄りに対して、15代目から丁寧なご説明を頂戴しました。
　十返舎一九と関係があるなんて、流石創業400年！！
・春日神社
　直江津にもありますね。直江津の春日神社と高田の春日神社を結んだ線が
　儀明川なんだって！この儀明川から西・東に並行して辻や街道が作られた
　とのことは後で知ります。。
・「御菓子処かの子」さん
　和菓屋さんですが、アイスバーもおいしいとのことで、店内で涼みながら
　頂きました。
・「宇賀魂神社」
　江戸時代の北国街道の追分の道標がある神社。
　道標には、「右おゝしう道　左かゝみち」と記載がある。「おゝしう道」
　は奥州道で、「かゝみち」は北国街道（加賀街道）のことだ。
・「きものの小川」さん
　”善光寺町”の辻導を読んでいたら偶然お会いした店主。この店主の話しが
　面白い！是非一度お聞きしほしい。
　伝統的な高田の雁木の味を生かしながら、家屋の内部も町家の造りにこだ
　わり、「昔の町家を知ってほしい」と平成2年に改装。かつての茶の間の
　天井である明かりとりのための高い吹き抜けを生かし、和の空間を作り上
　げています。
・「旧今井染物屋」
　江戸時代末期に建てられた上越市高田に現存する最古の町家建築のひとつ