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老いと自分

こんにちは。

このnoteでは、
私の考えたことや思ったことを表現しています。それが、皆さんにとって考えを深めたり新しい気付きを得たりすることに繋がれば幸いです。

ぜひ、お読みください。


私の住む地域では、ここ数日で一気に気温が冷え込みました。
皆さんの所はどうでしょうか?

私は、30歳を越えたあたりから気温の変化に急に弱くなり、体調を崩しやすくなりました。

また、こうした寒い日でも2〜3年前はいきなり体を動かせました。

しかし、最近は怪我をしそうで怖くなり、丁寧に体を温めてから動くようにしています。
歳を重ね、筋力や柔軟性が低下し、体が衰えたことで準備運動の大切さを見に沁みて感じます。

体の衰えは嫌なものだなと思いながら、
抗おうとする自分と、老いによる仕方がない部分もあると受け入れようとしている自分がいます。

老いは、必ずしも全員に訪れるもので、避けては通れません。

そこで、
嫌な部分にばかり目を向けるのではなく、
良いことも考えてみようと思います。


ウイスキーやワインなどの中には、
古いものほど価値を増すものもあります。

長年熟成され、独特の風味を味わえるようになります。

人も老いと共に熟成され、
価値が増すものがあるのではないでしょうか?

武道では歳をとった熟練者が、
自分よりも体格が大きく、筋力も強い人を圧倒することがあります。

スポーツの世界では、
このように熟練された技術が力に勝ることがあります。

そのような熟練された技術は、一朝一夕では身に付きません。
長年、コツコツと多くのことを経験し、努力を積み重ねることで身に付けられるものだと思います。

そして、そのような技術は、武道や伝統芸能などのように構造化され、師匠から弟子へと継承されていきます。
同じように、親から子供へ、部活の先輩から後輩へ、おばあちゃんの知恵袋として祖母から孫へ・・・

では、今の皆さんに、同じように後世へ伝えられる経験や知恵はありますか?

これは誰にでもできることではないと思います。

学級委員を拒否して、人に押し付ける小学生のように、嫌なことや辛いことから逃げていては得られる経験は少ないと思います。

人に何かを残す為には、
今できることを精一杯やり、
経験を積み重ねていくこと。

それが周囲の人の為にも、そして後世にも役立つ経験や知恵にもなると思います。

だから私は、
「今できることを精一杯やり続けます。」

自分が未来でどう在りたいか、それは人それぞれの価値観があり、思い描く理想もあると思います。

自分の思い描く理想に向かって、皆さんはどのように歳を重ねていきますか?

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