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【ポケモンSVダブル】ポリ2ニョロトノカイリュー【レギュH/S22/レート1925/最終139位】

いつも大変お世話になっております。ポケモンダブルバトルを中心に活動しております、さとうと申します。
今回、ポケットモンスタースカーレットバイオレットのランクマッチシーズン22を最終139位という成績で終えることができましたので、記録のために構築記事を投稿させて頂きます。
構築経緯が少し長めになってしまいましたので、構築内容をご覧になりたい方は読み飛ばしてください。

構築経緯

今から25年前、ポケットモンスターの初代タイトルである赤緑が発売されました。当時小学生だった少年も大流行していたソフトを購入し、毎日のようにプレイをしていました。
1999年には友達に誘われるがまま、本格的なポケモン対戦をやったこともないのに公式大会に参加します。そこで少年はポケモン対戦の奥の深さに衝撃を受けることになります。
当時の環境は前回大会の上位使用ポケモンが禁止であり、ユンゲラー、ペルシアン、ゴーストの進化前ポケ2体と猫が三竦みという今では考えられない魔境でした。少年はエスパー最強説を信じバリヤードと参加したものの、ガチ勢からの洗礼を受け予選で敗退することになります。
それから第二世代である金銀が発売されますが、友達の間ではFF7を始めとしたオシャレなゲームが流行しており、子ども向けのゲームと見られていたポケモンをプレイしている人は少数派でした。ポケモンが好きだった少年はひっそりとストーリークリアまでプレイしたものの、それ以降ポケモンのタイトルに触れることはありませんでした。

20年以上が経過したある日、父親になった少年はある日娘から、
「サンタさんにポケモンのゲームを買ってほしい」
と言われます。
ちょうど自分が赤緑をプレイしていた時と同じ年齢となった娘からの申し出に、自身の子ども時代が重なりました。
購入したポケットモンスターバイオレットはゲーム経験の少ない娘には少し難しかったようで、見かねた少年は娘のアカウントでレベル上げや図鑑埋めをするようになります。
ポケモンが「特性」というものを持っていること、フェアリーという謎のタイプが追加されていること、ポリゴン2がさらに進化していること、20年の月日をかけ進化していたポケモンは全てが新鮮でした。
最も衝撃的だったのはランクマッチで世界中のトレーナーと対戦ができるという仕組みです。
娘とその友達に自慢したいくらいの気持ちで、娘のアカウントでランクマッチを始めました。

「お父さん、ダブルバトルとシングルバトル両方でマスターボール級になったよ!」

「すごいね!さすがお父さん!」

最初はそう言ってくれていた娘も、最終100位台を記録できるようになった頃には次のゲームを始めており、あの頃FFに移行していった友達のようにポケモンから興味を無くしていました。
娘との唯一の共通の話題だったポケモンの話もなくなり、家では家族の会話もすっかりなくなりました。

「お父さんまたポケモンばっかりやってる」

家族からの視線も厳しくなってきので、子どもが寝静まってから夜な夜なランクマッチをやるようになりました。

「あれ、何のためにポケモンやってたんだっけ・・・?」







すいません。

クリスマスプレゼントにポケモンを買ったのは、本当は私がプレイしたかったからです。

ポケモンが好きだから、子どもの頃からの想い出だから、いつかポケモントレーナーとしてナンバーワンになるためにポケモンを続けたいと思います。

構築コンセプト

想い出の金銀世代の好きなポケモンである、ポリゴン2軸の構築で勝つ。

構築概要

・初手で対面性能の高いポケモンで数的有利をとり、後発ポリゴン2からのトリックルー厶展開で勝つ。
・トリル後なるべく早く試合を決めるため、全ポケモンまもるなし3ウェポンのフルアタッカー編成とする。
・なお、努力値配分は今回もあばれる君と同じく目分量型ですので、プロの方からすると至らない部分もあるかと思いますが、ご容赦頂ければと思います。

個別解説

ポリゴン2

れいせい
192(252)-×-129(148)-144(44)↑-123(60)-72↓
HBDベース
じめんテラス

・好きなポケモンなので採用。
・ちょうはつが弱点なので、ちょうはつの採用率が高いポケモンと対面した場合はエレキネットでS操作するか、殴りに行ってアドを取りに行きます。
・基本後発が多いですが、対雨パの場合は先発で選出し、エレキネットでペリッパーをシバきます。
・テラスタルはレギュGのミライドン対策のまま変えていないのでじめん。特殊じめん打点が環境に刺さっていたので、意外と活躍することがありました。

カイリュー

いじっぱり
193(212)-204(252)↑-120(36)-×↓-121(4)-100
HAベース
ノーマルテラス

・変な持ち物を持っていますが、構築のメインアタッカーとして選出率1位。
・打ち分けできる火力アップアイテムとして達人の帯を採用。マルチスケイルで対面性能を高めたかったので、いのちのたまではなく帯としております。
・広い技範囲で相手の弱点を突き、しんそくと合わせて確実に1体はシバきます。
・イエッサン系統の構築ではアイススピナーでフィールド破壊を狙っていきます。

ニョロトノ

ひかえめ
187(172)-×↓-116(164)-143(156)↑-120-90
HCベース
くさテラス

・ピクシー等のこの指要員の処理速度をあげるため、高火力の全体技使い(イーユイの代わり)として採用。
・こだわりめがね+だくりゅうを連打するのが基本の仕事ですが、ウェザーボールの火力もヤバいです。リキキリン、ドドゲザン、サーフゴー等はワンパンすることも可能なため、遅い相手にはウェザーボールを上から打っていきます。
・相手にゴリランダー、ブリジュラス等がいる場合はニョロトノが何もできずにシバかれるので、選出は控えます。

ガチグマ アカツキ

おだやか
202(108)-×↓-140(0)-186(244)-148(114)↑-72
HCベース
ドラゴンテラス

・原種ガチグマを使ってみたかったのですが、持っていないので代わりに採用。
・とつげきチョッキでサーフゴーの攻撃を耐え、だいちのちから(+しんくうは)で倒すことが主な役割です。
・天候パに強く出るためテラスタルはドラゴン。雨パには先発で選出し、テラスを切って相手の攻撃を耐えた後ブリジュラスをだいちのちからでシバきます。

モロバレル

れいせい
221(252)-×-115(196)-122(44)↑-100-45↓
HBベース
みずテラス

・最強のトリルアタッカーなので採用。
・トリル下できのこのほうしを打つのがメインですが、ニョロトノ等のアタッカーがささっているときはトリルを張らずにいかりのこなでサポートに専念します。
・アカツキガチグマのライバルである原種ガチグマが重いため、トリル下でワンパンするためにリーフストームを採用しております。

ガオガエン

ゆうかん
202(252)-183(252)↑-110-×-111(4)-65↓
HAぶっぱ
くさテラス

・なんやかんやできるので採用。
・先発でねこだまし+トリルでトリル始動のサポートもできますし、火力も高いのでアタッカーとしても優秀です。
・構築にエスパー半減がいないので、イエッサン系統が相手の場合は必ず選出します。
・トリルを張った後に相手のモロバレルに好きに動かれたくないので、持ち物はぼうじんゴーグルを採用。
・本当はすてゼリフのほうが強いと思いますが、あまり考えないでプレイングできるよう、インファイト入りの3ウェポンとしております。

選出

選出は相手に合わせてで決まったものはないですが、以下のパターンが多めでした。環境に多いだいたいの構築には互角以上で戦えるようにはなっているかと思います。

1.基本選出
先発 ガチグマ+カイリュー
後発 ポリゴン2+@1
基本選出です。圧力の高い先発で相手を削って、後発トリルで締めます。マルスケカイリュー+チョッキガチグマの2体は行動保障が高めで比較的どの相手にも対応できるので、迷ったらとりあえずこの初手を投げます。

2.初手トリル
先発 ポリゴン2+ガオガエン
後発 モロバレル+ガチグマ
初手ねこだまし+トリルが決めれそうな相手であればこれで出します。トリル封印、挑発などでトリルを決めれなそうな場合はポリゴン2で攻撃していきます。

3.対雨パ(ペリッパーブリジュラス)
先発 ポリゴン2+ガチグマ
後発 モロバレル+カイリュー
初手ガチグマにドラゴンテラスを切り、だいちのちから+エレキネットでアドをとりに行きます。

4.先発ニョロトノ
先発 ニョロトノ+@1
後発 その他
対原種ガチグマや対ピクシー等、ニョロトノが動かせそうな相手であれば先発で出して高火力を押しつけます。

戦績

レート1925 最終139位

今回は2桁行きたかったのですが、最後に順位を伸ばし切ることができませんでした。残念。

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました!
レギュレーションF、G、Hとポリ2構築3作目になるので、過去の構築記事も是非ご覧ください。
至らない点も多いかと思いますので、アドバイス、ご質問などありましたらご連絡頂けますと幸いです。

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