音楽を民主化するSTEM PLAYER
ここ5、6年(もっと?)は、音楽専用プレイヤーなんて使ってないし、スマホとストリーミングサービスのSpotifyで十分だった。
カニエウエストの音楽プレイヤーに関するギズモードの記事を読んで、ちょっと興味を持ったので、カニエウェストの音楽プレイヤーを買ってみた。
付属の音楽
中身を除くと、KANYE WESTのアルバムが4枚分の楽曲が入っている。
DONDA 2
DONDA
JESUS IS KING
LIFE OF THE PARTY
STEMPLAYER限定公開のDONDA 2だけしか入ってないと思ってたので、ちょっとお得な感じがした。
再生フォーマット
音楽フォーマットは、.AIFF .AIF .FLAC .M4A .MP3 .WAV .WAVE .AAC .ALAC .MP4に対応している。iTunesで購入した楽曲はm4aだったりするので、過去に買いだめしてきた音楽ファイルも活用可能だ。
再生方法
本体のスピーカー、イヤフォンジャック、Bluetoothに対応している。STEM PLAYERのBluetoothも一度接続設定すると、次から同じBluetooth対応スピーカーに接続してくれるので、そっちで聞くことの方が多いが、いつでもどこでも再生できる本体スピーカーやイヤフォンジャックが標準装備なのはいい。
エフェクト
このプレーヤーの醍醐味は音楽ファイルを4つの成分(ヴォーカル/インストゥルメンタル/ベース/ドラムス)に自動的に分解して、それぞれ再生したり、エフェクトをかけたりして、自由に遊べるというところだ。
カニエの楽曲だけではなく、自分の持っている楽曲をプレイヤーにアップロードして分解することもできる。
デバイス
プレーヤーとしては手のひらに収まる感じで触り心地がよい。プニプニしている。
8GBくらいしかないのでそれほど空き容量がないのですでに入っているアルバムのデータを削除して、自分の音楽の空き容量を増やしたりする必要がある。
アップロード自体はブラウザ経由で行うので、成分抽出の処理なども含めると1曲のアップロードに2、3分はかかる。
コスト
本体価格 200ドル ≒ 26000円
輸入関税/消費税 2500円
合計 28500円
満足度はそれなりに高い
総合的に見て、以下に当てはまる方は買いだと思う。
DJやってみたいけど、ハードルが高いと感じている
カニエ・ウエスト好き
ガジェット好き
改善して欲しい点
自分のアップロードした楽曲をアルバム単位でまとめたい。
アルバムの再生順序を変更したい。
アルバム間の移動を簡単にしたい。
いまはこれらのことができないので、テープレコーダーを使っているような気分になる。