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少し早いのですが、新暦3月のお話など
週末は慌ただしくなりそうなので、先にお話しさせていただきます。
まだ新暦2月は2日残っているのですが、今日は新暦3月のお話などをさせていただこうと思います。ですがその前に、こちらのお話を。
明後日(新暦の2月28日)は旧暦の2月1日です。
明後日から、旧暦の2月、如月(きさらぎ)が始まります。ちなみに、旧暦の2月は「小の月」にあたり、29日間あります。ここが新暦と異なるので、注意が必要です。
さて、旧暦の2月ということは、暦の上でも本格的な春を迎えます。この後の、新暦3月のお話の中で、もう少し詳しく書いていこうと思います。
3月の「季節のイベント」のご紹介です。
・5日(水)は二十四節気の第三番目、啓蟄です。
・14日(金)に満月を迎えます。3月の満月は「ワームムーン」だそうな。
・14日(金)は満月に加え、ホワイトデーです。
・17日(月)より春のお彼岸に入ります。
・20日(木)は二十四節気の第四番目、春分です。そして祝日の「春分の日」でもあります。
・23日(日)で春のお彼岸は終わります。お彼岸の明け、ともいいます。
・29日(土)は旧暦の3月1日です。前述の通り、旧暦の2月は29日ある「小の月」です。
啓蟄を境に暖かくなる、なんて言われますが…(週間予報より)
今週はとても暖かで、一気に冬から春へと季節が移り変わったかのように感じております。しかし、本日付の週間予報によりますと、次週はまた真冬に逆戻り、しかも首都圏エリアでは降雪の可能性すらあるそうで、油断していたなと改めて思う次第です。なにせ、3月5日は啓蟄なので…(啓蟄にまつわるお話は当日にでも)。
ただ、首都圏の降雪の予報というのはとても難しいんだそうです。雲の動き次第では、雪に変わることもあれば、雨で終わることもあるのだとか。非常に繊細な関係にあるんですって。雪が嫌いというわけではないのですが、2018年の大雪を思い出しますと、とても憂鬱な気分になったりします。個人的な話ですが、あの日は都内で仕事をしていたのですが、身動きが取れなくなり、都内某所のホテルをあわてて予約し、一泊した次第です。今回、仮に雪が降っても、そこまでの避難行動には至らないのですが、やはり相応の対策を取る必要はありそうです。皆様、どうぞご注意のほど…。
とはいえ、春はもう手の届く場所にありそうです。次週の寒波をやり過ごせば、きっと春の訪れがグッと身近に感じられることと思います。もうひと頑張り、しましょうね。
お彼岸は、お墓参り、あるいは故人を偲ぶ期間に。
年2回のお彼岸は、お盆と共に、ぜひお墓参りに訪れたい期間であります。ですが、世の中もこれほどに多様化しますと、なかなか容易なことではありません。実は、私は毎年同じことをお伝えしているのですが、もしお墓参りに足を運べないという方で、お住まいに仏壇や神棚がある場合は、いつもより少し長めに、故人を偲ぶ時間を設けていただければと思います。そして仏壇や神棚がない場合でも、例えば、食事の際に「あの人はこの料理が好きだったなぁ」なんて感じで、故人がすきだった料理を用意し、共に食卓を囲むような気持ちで食事をするというだけでもいいと思います。あるいはお酒が好きだった故人であれば、一緒にお酒を飲む気持ちでグラスを2つ用意するなど、思い思いの方法で故人を思い出していただければと思います。故人、つまりは祖先や兄弟、配偶者などを思い出すことは、故人にとっても嬉しいことではないかと、私は考えます。ぜひお彼岸は、こうした「故人を思いだす、偲ぶ」ひと時をお過ごしいただければと思います。
次回は啓蟄にお会いしましょう。
せっかく虫達も土から這い出る時期だというのに、まさかの降雨・降雪の予報とは…。まあ、こればかりは当日を待つ以外にありません。ぜひ皆様、風邪など召されぬよう、ご自愛ください。
次回もお楽しみに!