シラフの疎外感
酒が飲めない。
飲んでみるもほろ酔いひと缶飲みきれない。
3分の1飲んだところで急速に喉が閉まったような感じがして声が出なくなってしまう。
これ以上飲んだら危険だと察知してやめる。
肌に触れるだけでもかぶれてしまう。
とにかくアルコールと体質の相性が悪い。
酒が飲めなくて人生損していると思う。
飲める人は飲めないほうがお金がかからなくていいだとか
酒で失敗しなくて済むと言う。
しかし私には失敗すら楽しそうに見える。
仕事がうまくいかないとき
いいことがあったとき
みんなで酒を飲み我を忘れて大騒ぎできたら
どんなに楽しいことだろう。
飲まなくても飲んでる人にテンションを合わせて輪に入れるような私じゃないから
自分だけがシラフの疎外感に耐えきれなくてひっそりと抜け出て帰る。