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見える音楽




抜け出しても抜け出しても変なパーティー 水野しず


歌を書くひとは、雨のひとつぶひとつぶを大切に思うのだろう。
歌を書けるひとは、雨がやらかす失態をどこまで許せるのだろう。
にんげんのそれにすらも、言葉を失ってしまうというのに。
歌を書くひとは、そんな時でも歌をつくってしまうことができるのだ。

にんげんが言葉を失って呆然としている間にも、一行一行。




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