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紙面の寺報を映像化してみた|1

「寺務-じむ-(お寺の事務)アレコレ」(1)

西法寺では毎月、紙面の寺報(じほう)を発行しています☺️
メイン内容は、私の父である住職執筆の短編法話、

『 世 間 解 』(せけんげ)

(今月で「第442号」を迎えました!その歴史35年以上)

紙面版の原本

この『世間解(せけんげ)』を、映像化してお届けするまでのお話を👏
(シリーズでお届けします☺)


基本的には、紙面の配布を行っている

浄土真宗のお寺には、「お逮夜(たいや)参り」「お月参り」)という習慣があります。

「お逮夜(たいや)参り」とは?
月に一度、先立たれた(ご往生された)方のご命日を機縁として、ご門徒さまのご自宅等にお参り(読経など)させていただく大切な法務。
ちなみに「逮夜(たいや)」の「逮」は《およぶ》。次(の日)に及ぶ夜ということから、逮夜とは一般に《ご命日の前日夜》を意味する。「お月参り」(以下)とも呼ぶ。

西法寺では、お月参りの際にこの『世間解』をお配りしています。

読経後の会話(仏事相談など)に加えて、短編法話である『世間解』をお渡しすることで、紙面上でも仏教の教えを伝える、そんな意義があります。


実は以前から、記事のネット公開も行っていた


初代ホームページに掲載していました

現在、西法寺のネット広報全般は私が担当しておりますが、もともと
「お寺もインターネットでお知らせを」といち早くホームページを立ち上げたのは「坊守(ぼうもり)」(住職の妻。私の母)でした。

実はそのホームページ(旧サイト)に、世間解の記事(平成21年1月~令和2年1月)を公開していたという歴史があります。


訪れたひとつの転機

令和2(2020)年、西法寺は 新しいWEBサイト を開設。
ここから、ネット広報寺務が本格化していきます☺

『世間解(せけんげ)』も、令和2(2020)年1月~新しいWEBサイトにて公開をはじめました。

PDF化した紙面をそのまま公開

ここからおよそ2年間は、こうした公開の仕方が続いていきました。

そんな中、とある転機が訪れます・・・

「きっと ええこと書いてはるんやろけど、どうしても仏教の話は難しいっちゅう先入観があるからなぁ…..」

『世間解』を手に取りながら こう仰る方との会話がきっかけとなり、
あたらしい取り組みが始まっていくのでありました☺


つづく…….

《次回予告》紙面の寺報を映像化してみた|2
・音声版をつくりたい…..いっそのこと映像にしちゃおう
・もともと、映像編集には興味があった
・記念すべき第一話




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