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仮 後南朝の自天王さん 上北山村編

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自天王さんとの出会い 今から、何十年前のことだろうか? 当時小学生だった私は、吉野郡上北山村小像(ことち)にある北山宮へ親戚のともだちと遊びにいくところだった。 お盆所はよ…
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#南朝

02 南北朝解体から自天皇暗殺まで

02 南北朝解体から自天皇暗殺まで

1、後南朝とは

後南朝とは、歴史書や教科書には出て来ない言葉である。近年に作られた言葉である。

尚、後南朝という言葉は当時の史料には登場しない言葉で、後世の歴史家が作った歴史用語である。

江戸時代後期の伊勢の漢学者・斎藤拙堂が草した「後南朝遺蹟碑記」の中で「南朝の事、あに言を忍ばんや。前南朝なほ然り。いわんや後南朝の式微をや。後南朝とは何。後亀山帝の後を謂ふなり」とあり、後南朝という言葉が初

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新刊! 📚『車僧禅師 〜南朝の血脈 謎に満ちた聖僧〜 その弐』歴史ミステリー小説のご紹介

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📜 【歴史の闇に葬られた衝撃の真実、ついに明かされる—】 🏯

南北朝時代末期、後亀山天皇の血を引きながら仏道を選んだ深山正虎。

彼が臨済宗の教えに従い僧侶として歩んだその道の裏には、

果たしてどのような使命が隠されていたのか…?

深山正虎は、なぜ「車僧禅師」として知られる存在となったのか?

南朝再興への思いを抱き、

密かに真実を継承しようとするその決意の源は何だったのか?

表向き

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【衝撃の最終章✨】南朝の真実に迫る歴史小説が遂に完結!

【衝撃の最終章✨】南朝の真実に迫る歴史小説が遂に完結!

「車僧禅師 ~南朝の血派 謎に満ちた聖僧~ その参」の紹介みなさん、こんにちわ! 📖 歴史好き必見!壮絶な運命を生きた 車僧禅師(尊慶王)の物語が完結しました!
長禄二年(一四五七年)、紀伊の山奥でひっそりとその生涯を閉じた彼。その真の姿は、南朝の皇孫――。
なぜ皇族の血を引きながら仏僧として生きる道を選んだのか?そして、その想いはどのように未来に受け継がれていったのか?
この物語を読めば、あな

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