Johnny, Louis & Char の最高傑作『OiRA』
こんにちは
今日は日本におけるギターの神様、Charにスポットを当てたいと思います。
なんであんなにカッコいい曲、カッコいいギターが弾けるのでしょうか。
かくいう私、大学時代に組んでいたバンドでは Char のコピーバンドをやらせていただきました(私、ギター)。
とてもコピーのし甲斐があるギターで、ちょいと小洒落たフレーズなどは、自分でアドリブ弾くときなんかは、大いに借用したもんです。
数年前に、ギターマガジンだったかなぁ、「日本のギタリスト100人」、みたいな企画があって、そこでも堂々の1位に選ばれていましたね。インタビューでは「まだ俺が選ばれるのって、一体どうよ?」みたいなこと仰ってました。
Johnny, Louis & Charの最高傑作!
だと思っています。というか、集大成かな。このアルバムを最後にJohnny, Louis & Char 改め、PINK CLOUDと改名します。あ、ちなみにJohnnyはジョニー吉長(ds) 、Louisはルイス加部(b)です。アルバムジャケットが良いですね。ルイス加部画伯の作だそうです。
最高傑作なんですが、アルバムとして全体が30分ちょっとくらいしかない所がとても残念です。
それでは中身についてみていきましょう
1曲目「HEAD SONG」。もう入り方からしてカッコいい。ドラムの ’ズグンドズンダダ’ から一気にバンドイン。リフがまたたまらん。
ギターソロもノーリズムでフリーに弾いている感じがする所はセンスの塊ですね。
空間系エフェクターが独特の空間を生んでいます。
そして、この曲から間髪入れずに入ってくる次の曲「DOUBT」。なんてカッコいい曲なんでしょう。
車でこの曲聴いてたら思わずアクセルを力いっぱい踏んでしまいそうです。
ベースラインにも注目ですね。もちろんドラムも、ギターソロに入る直前のちょっとしたドラムパターンがカッコいいですね。
3曲目は静かなイントロから始まり、ちょっと落ち着きますが、結局ハードになります。
そして次の曲はアコースティックギターの短いインストで、中休みといったところでしょうか。
「Wellcome For My Baby」は、正統派ロックンロールナンバーとでも言いましょうか、このアルバムで唯一さわやか系の曲。
次の「Hear Me In Heaven」は、少しブラックミュージック系に寄せた、ソウルっぽい感じですがギターは唸ってます。
そしてラスト2曲目、「Moon Beam」。ちょっと入りも曲調もジミヘンっぽいけど落ち着いた曲です。
しかし、この曲からラストの「Hold Me Tight」への流れは最高! もう、音楽の適材適所って感じです。
「Hold Me Tight」の聴きどころは、やはりギターソロ。ソロの後半で転調するところなんてカッコよさを通り越して、むしろ感動をさえおぼえます。
曲調は少し哀愁を感じるようなメロディーですね。
何度聴いても飽きないアルバムですこれは。
しかし、30分ちょっとしかないのが悔しい所ですが、Johnny, Louis & Char を一区切りさせるアルバムとしては、まとまりのある、とても良い作品だと思っています。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました
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