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JR大阪駅の駅ナカ店舗が少なすぎる
先日、大阪メトロの夢洲駅へ行った帰り道。
乗りテツ旅行会のメンバーたちと「大阪駅(のエキナカ)でお茶でもしよか?」ということになったのですが、店を探して歩き回るハメになりました。
エキナカ店が減る一方の大阪駅
JR大阪駅の改札内店舗が、驚くほど減少しています。
御堂筋口の改札を入ってすぐの場所にあった「プロント」は、ビールも楽しめるカフェバーでしたが、今は工事用の仮囲いに変わり、別の店舗が入る予定とのこと。
中央口にはかろうじて、うどん店とカレー店がありましたが、飲食できる店が本当に少ないです。
現在の駅構内店舗
セブン-イレブン
特急ホーム(11番線)の駅弁売店
その他、若干の物販店
乗り換え時間や待ち合わせの際に気軽に立ち寄れる飲食店が、ほぼ皆無という状況です。
他の主要駅との比較
東京駅
改札内に驚くほど豊富な店舗群
地下通路や乗換口に多様な飲食店や売店が軒を連ねる
店舗が多すぎて場所の把握が困難なほど
首都圏のエキナカは、うらやましいほどお店が充実しています。
京都駅
立ち食い蕎麦など、基本的な飲食店は確保
首都圏と比べると規模は控えめ
急増している観光客に対して座席数が不十分
それでも、最低限の利便性は保たれている印象
新大阪駅
在来線の改札内に「エキマルシェ新大阪」を展開
関西土産や駅弁が充実
長距離移動客のニーズに応える品揃え
なんとか座れたカフェ
私たちが最終的に辿り着いたのが、連絡橋通路に面したカフェです。
ここはホームが見下ろせるカウンター席があって、鉄道ファンにはたまらないお店です。
この日は幸運にも席が空いていたため、次の乗り鉄の計画を立てながら、ひと時の休息を取ることができました。
しかし、これだけの大規模駅で、くつろげる飲食店がごくわずかというのは、あまりにも寂しい現状と言わざるを得ません。
うめきた地下口も何も無し
新設された「うめきた地下ホーム」にも、商業施設はありません。
駅弁の自動販売機があるだけ
コンビニエンスストアもない状態
長時間の待ち合わせには不向きな環境
今後の展望
気がかりな動向
ホーム上の売店は撤去済み
改札内の店舗を外へ出す傾向
エキナカ店舗が増える見込みなし
2025年の大阪万博やグラングリーン大阪の全面開業で、駅を利用する人の流れは大きく変わるはずです。
しかし、それに伴う駅構内の商業施設復活は期待できない状況です。乗換客の利便性を考えると、飲食店や休憩スペースの不足は深刻な課題となりそうです。
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