学園祭のイベント集客について考えてみた
全力で遊ぶ大人のコミュニティ「溝口駅長イベント倶楽部」です。
今日は、大学の学園祭でのイベント集客について考えたことをお話しします。
雨が味方になった屋内イベント
先日、「鉄道模型で遊ぼう会」が大学の学園祭に出張しました。
来場者向けの鉄道模型コーナーを担当したのですが、その日は朝から雨で、昼からは土砂降りという厳しいお天気。
そのため、屋外の模擬店や催し物は軒並み中止になってしまいました。天候はどうしようもないとはいえ、この日のために準備をしてきた学生たちが気の毒でした。
そんな逆風がありながらも、教室での我々の展示は逆に恩恵を受けることに。雨宿りがてら立ち寄ってくれる方が増え、雨が激しくなるほど滞在時間が長くなるという予想外の展開となりました。
学生の模擬店で見た集客の明暗
学園祭といえば、学生による模擬店、バンド演奏やダンス、著名人のトークショーなど、様々な催し物が行われます。しかし、多くの学生は普段から店舗運営や集客を経験しているわけではありません。
集客方法は大きく分けて3つのパターンが見られました:
積極的な声掛け部隊を結成して呼び込みを行うグループ
店舗運営に手一杯で集客まで手が回らないグループ
ただ待っているだけのグループ
素人だからこそできる差別化
興味深かったのは、ほとんどが素人の出店という環境下では、少しの工夫で大きな差がつくということです。
私たちの鉄道模型コーナーでも、特に指示はしていませんでしたが、メンバーが自主的に声掛けを始めました。
年齢を問わず、通りがかりの人たちに「鉄道模型を運転できますよ」と積極的に声をかけたところ、予想以上の来場者を迎えることができました。
文化系サークルの展示に見る改善点
一方で、教室にブースを構えている文化系サークルには、気になる点がありました。
例えば、
入口の雰囲気が暗く、入りづらい印象
展示の説明が不十分
積極的な呼び込みがない
なにか勧誘されそうな緊張感
実際の展示内容は充実していたかもしれませんが、入口のハードルが高すぎて、集客が厳しいように見えました。
改善策を考えてみた
これらの観察から、以下のような改善点が考えられます。
明るい雰囲気作り
わかりやすい展示説明
入ってみたくなるような声かけ
クイズなどの参加型コンテンツの追加
これらの全部は無理でも、どれか一つだけでもやれたら、もっと多くの人に見てもらえたのではないかと思います。
おわりに
大学生たちの若いパワーがあふれる学園祭への参加は、私たち「鉄道模型で遊ぼう会」にとっても新鮮な経験となりました。集客について、気づきを得られたことも良かったです。
なお、当会では大学の学園祭をはじめ、地域のお祭りや子供会のイベントなど、様々な催しに出張出展いたします。
ご興味のある方は、「鉄道模型で遊ぼう会」で検索してホームページをご覧ください。
▼鉄道模型で遊ぼう会 出張プランのご案内