無名の人が有名になるためのコツとは
全力で遊ぶ大人のためのコミュニティ、「溝口駅長イベント倶楽部」です。
今日は「無名の人がどうやって有名になるか」について、私の経験を交えてお話ししたいと思います。
初めてのイベントは苦戦の連続
私が初めてイベントをしたころ、当然「ミゾグチ」なんて名前は誰にも知られていませんでした。そのため、集客に苦労したことを覚えています。
でも、今は限られた範囲内ではありますが、少しは名前を知られるようになりました。これは、インターネットの力が大きいと思います。
インターネットを使って、自分の書いた記事や投稿が検索でヒットする機会が増え、少しずつ知られるようになったのです。
ホームページがきっかけで広がった世界
私がイベントを始めるきっかけは、とある公共施設からの依頼でした。文化祭で鉄道に関する講演をお願いできませんか、というものです。
この依頼が来たのは、私が趣味で運営していたホームページを見た方が「この人なら何か話してくれるのでは」と思ってくださったからです。
もし、あのときホームページをやっていなければ、誰にも知られることなく、普通にサラリーマンをしていたと思います。
自分の情報をネット上に載せることが、後々大きなチャンスを生むのだと実感しました。
インターネット黎明期からの始まり
1998年、インターネットがまだ今ほど普及していない時代に、私はホームページを始めました。
モデムを使ったアナログ回線での通信。写真1枚表示するのに何秒もかかるような時代です。
デジタルカメラも珍しく、私の初めてのデジカメはたった35万画素。それでも、旅の記録をネット上に残すことが楽しくて、閲覧者がほとんどいない中でも続けていました。
その後、ホームページがきっかけで雑誌に取り上げてもらったり、他のメディアからも声をかけてもらえたりするようになりました。
専門性を持つことが大切
とはいえ、ただ闇雲に情報を発信していれば有名になるわけではありません。やはり、他の人にはない専門性や経験、知識が必要です。
私の場合は「鉄道」というジャンルの中でも、さらにテーマに特化し、他とは違う視点で情報を発信することを心がけました。
例えば、私の最初のホームページ「終着駅のない旅」では、鉄道の乗りつぶしに効率的なルートを紹介しました。
「他の鉄道関係のサイトと同じ発信をしても埋もれてしまう」という観点から、乗りつぶしをより効率的に楽しむための情報を発信したことで、他と差別化できたのです。
大回り乗車ブログで新しい試み
さらに、「大回り乗車」に特化したブログも始めました。
当時は、青春18きっぷに関するブログが多くありましたが、大回り乗車に関する詳しい情報は少なかったのです。
そこで私は、大回り乗車の具体的なコツや、利用方法を詳しく解説するブログを作り、これが大きな反響を呼びました。
こちらは狙いどおりに読者が増え、発行するメルマガは累計で8,000人もの方が登録してくれました。
「鉄道模型で遊ぼう会」成功の秘訣
もう一つ、うまくいった事例が「鉄道模型で遊ぼう会」です。
よくある鉄道模型イベントは、大人だけで楽しむものが多いのです。子どもが触ると、大事な鉄道模型を壊される恐れがあるからです。
そこで、私たちは「小さなお子さんも運転できる」ことをアピールしました。これが大ヒットし、多くの家族連れに楽しんでいただけるイベントになりました。
無名から有名へ、ネットの力を活かして
無名の人が有名になるためには、ネットをうまく活用し、他とは違う独自の視点や専門性を持つことが大切です。
SNSやブログ、YouTube、Podcastなど、今は誰でも簡単に情報発信ができます。しかし、何の戦略もなく、ただ発信するだけで有名になるほど甘くはありません。
他の人がやっていないこと、独自性を意識して取り組むことで、少しずつ名前が知られるようになるのです。
今回はネット活用の概要を述べるにとどめますが、これからも、私の経験談をもとに役立つ情報をお伝えしていきたいと思います。
もっと詳しい情報を聞きたい方はぜひ、溝口駅長イベント倶楽部にもご参加ください。
皆さんで一緒に、楽しいイベントを企画し、成功させていきましょう!