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イベントの中止はせつないね

溝口駅長です。

乗りテツ旅行会では、明日(11月26日)「箕面大滝と箕面ビール」というハイキング企画を開催予定でした。しかし、午前中から雨予報のため中止を決定しました。

今回は紅葉観賞がメインの企画だったため、雨に濡れながら行ってもなぁ、、、ということで。

参加予定の皆さまに中止のご連絡を差し上げて、全員の了解をいただいたので本件はひとまず完了です。

イベント準備に込めた思い

それにしても、イベントの中止は主催者としてせつないです。

一つのイベントを作り上げるために、1ヶ月以上前から「企画を産み、育ててきた」という実感があるからです。

これらの準備には、だいたい以下の時間がかかっています。

  • 企画立案:2時間

  • 下見・現地調査:3〜4時間

  • イベントページ作成:2時間

  • SNS、ライブ配信等での広報:2時間

  • 問い合わせ対応:都度発生

  • 予約管理:都度発生

これらを合計すると、丸1日分ほどの時間を費やしていることがわかります。

それぞれの作業は1ヶ月ほどの期間に分散して行うため、常に何かしらイベントのことを考えている状態です。

その努力が実を結ばないことは、主催者として非常にやりきれない思いです。

安全性を重視した決断

先日の「旧福知山線 武田尾廃線跡ハイキング」では、雨が心配されるなかで開催しました。

午前中はなんとか持ちこたえましたが、午後から土砂降りに見舞われ、雨に濡れました。天気予報ははずれることもありますが、屋外のイベントでは信じて判断したほうがいいです。

特に寒い季節は健康面への影響も考えなければなりません。雨天時の実施は参加者の体力を奪い、体調を崩すリスクが高まります。

また、足元が滑りやすい場所での転倒事故や、悪天候による交通機関の乱れなども考慮しなければなりません。

イベント運営の教訓

屋外イベントの場合、主催者は特に以下の点を重要視すべきです。

  1. 参加者の安全を最優先する

  2. 天候リスクを織り込んだ計画立案

  3. 早めの判断と適切な情報共有

雨の影響で、いくつかのイベントが中止になることは想定内です。

例えば10件のイベントを企画して、2〜3件が中止になっても、7〜8件が実施できれば良しとする考え方が重要です。

イベントを多めに開催することで、全体としての開催率を維持することができます。

次回イベントの告知

12月1日(日)には別のハイキングイベントを予定しています。

能勢電鉄の妙見口駅から、昨年廃止になった「妙見の森ケーブル」の旧黒川駅や、「桜谷軽便鉄道」という珍しい私有鉄道施設の見学を予定しています。

現時点では天候も良好の予報で、秋の終わりを楽しむ絶好の機会となりそうです。よかったら溝口駅長と一緒に歩きましょう!

イベントの中止は主催者として辛い決断ですが、参加者の安全と満足度を考えれば、時には必要な判断だと考えています。

これからも皆様により良い体験を提供できるよう、慎重かつ柔軟な運営を心がけていきたいと思います。

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溝口 光徳
鉄道趣味で人生を豊かにする活動をしています。乗りテツ旅行会の溝口駅長です。今回の記事はいかがでしたか? もしよかったら、サポートしていただけると嬉しいです。