雪の寒い日をクッキー缶にしました
私の出身は北関東で、the平野に住んでいたため雪が降ることは少なく、晴れた日が多い土地だった。
気候も温暖で…と言いたいところだが、昼間は日光があって温かくとも、朝晩はつらい。
冬はほとんど雨や雪も降らないため、放射冷却のせいで冷え込みが厳しいのだ。
(冬場になると毎日両親の車のフロントガラスが凍り、ほぼ前が見えない状態での運転に恐怖を覚えながら通学していた件についてはいつか詳細に記載したい。おもろかったので)
ごくまれに雪降ると寒さの種類が変わることが楽しかったのと、夜中、雪がしんしんと積もってまっくらな庭をほのかに明るくするのを窓から見るのが好きだった。
とまあそんなことを思い出しながら作ってみたのがこちらのクッキー缶。
この粉糖で雪を表現しているところあたりたまりませんな!
自分の好きな雪景色をそのまま表していて、窓をステンドクッキーで表現してみた。
以下、各クッキーの詳細
■窓クッキー
ステンドグラスクッキーのアレンジ。
クッキー記事を窓枠状にナイフで切り抜き、全体の焼成時間の2/3程加熱、その間にグラニュー糖を水を鍋で加熱し、べっこう飴を作り、窓部分に注ぎ入れ焼き上げ、冷めるまで置いたものである。
これなかなか難しくて、透明度と色付き、焼きあがりと飴ができるタイミング、飴の入れる量(薄すぎると割れやすいし厚いと食べにくい)らへんがまだまだ改良の余地がありそうだった
レシピによってはパラチニットの使用を進めてきていて、砂糖と水だけでどうにかするんだもんね…!と維持と根性でどうにかする気持ちが高まった。
(バラチニット:あめ細工などに使われる甘味料。普通の砂糖に比べ、加熱しても色が付きにくく、透明度が高いのが特徴です。パラチニットを使うと、キャンディのように味が付いていないことや、好きな色にできることなどのメリットがあります。cotta様より引用)
■雪の結晶クッキー
この雪の結晶のクッキー型は探せども探せどもサイズ感と形、溝のかわいさがイメージ通りの商品ががなく、仕事じゃないんだから本気でやらんとな…と思い、結局米Amazonから個人輸入したものになります。
(クリスマスのクッキー缶の際に型を個人輸入した際に味をしめてしまい、知らぬまに沼にはまっていた)(見つからなかったらこの案は翌年以降に持ち越しにして、クッキー型製造を検討し始めてしまったのではないかと思うと怖い)(ちょっと残念な自分もいたししちゃったりする)
ちなみに型は
①形ができるだけ丸か6角形に近いもの(たくさん詰めたいのでデットスペースをなくしたい、細かい型だと抜くのに時間かかる)
②4センチ程度の大きさ(缶全体のバランスを考えた際にこのサイズがベスト)
③溝の可愛さ(ビジュアル)
の三点をみて選んだ。日本のは①の段階でほぼなし。厳しい試合でした。
粉糖がまぶしてあるクッキーは口に入れたときに粉糖が解ける瞬間の、あの冷たくてシンプルな砂糖の甘さがとても好き。
生地は通常のプレーンサブレながら、普段は感じられにくい温度の変化が楽しめるのが面白いクッキー。
もともと私のお菓子は市販のお菓子の8割ほどの甘味のものが多いのだけど、今回粉糖をまぶすということで甘さをさらに抑えた。
■ブールドネージュ
通常はざくざくとしたアーモンドが多めの生地を丸め、粉糖にまぶしていることが多いと思いますが、こちらの生地はアーモンドプラリネ生地とプレーン生地がマーブルになるように混ぜすぎないように混ぜ合わせております。
雪だるまとか、表面はきれいな雪で覆うけど、中心部は泥とかまざってたりするよな~って思ったのと、咀嚼で味が完成するとか、味のむらみたいなのとかが好きなので、手間かけてみた。
■ロッシェココ
正直卵白が余りがちなので、なんかいいレシピないかなーと思ってたどり着いた。
メレンゲばっかじゃ芸がないでげすからね。ココナッツファインのしゃくしゃくがおいしい。
■紅茶ミニサブレ
おいしいから入れた
とこんなラインナップでございました!
と、ここまでつい先日作ったかのように文章を連ねてきたが、このクッキー缶を作ったのは2022年1月、そう一年前。。
年度末までにィ~書けばいいと思ってますわ~~笑 とつい先日の記事で豪語していたのははて誰だったか。
去年作成した11種類のクッキー缶中、今回の記事で2缶目の紹介という事実から目を背けたい気持ちもあり、少しだけなんでそんなに作っちゃったんだよ…。と思ってしまう自分がいる。
年度終わりまであと3日!ふぇぇ書き終わるかなあ。。仕事も絶賛バタバタパーティ中なのに、わたしどうなっちゃうの――☆
次回、そんなん言ってもやるっきゃない
お楽しみに!!
(年度末頑張りましょう!!!!)
それではおやすみなさい