大学生の息子たちへ伝えたいこと 両手をあける編
初のバックパック海外旅行は、大学の卒業旅行でした。
イギリス、フランス、スイス、ドイツ、オランダをひと月かけて旅しました。
ロンドンーパリのフライト以外の最短ルートは、ドーバーーカレー間の船旅ルートでした!
人生で2番目に記憶に残る旅です。
この時、持ち物はすべて、大きなリュックサックと肩掛けのトートバックに入れていました。
新しい街について、ホテルを決めて、リュックサックをフロントに預けるまで、その重みは常に双肩にかかっています。
旅が進むにつれて、本当に必要なモノしか持たなくなったのは、必然でした。
その経験から、私はモノを持つ第一の基準は、「本当に必要かどうか」になりました。
洋服、靴、鞄、アクセサリー、本、ブルーレイ、食器、家具、車、家、クレジットカード、銀行口座、保険などなどのあらゆるモノを選別してきました。
数年前からは、やりたいことや人間関係にも及んできています(*^-^*)。
20代の頃の体力、知力、気力を100としたら、50代の今は、その半分くらいのイメージです。
20代の頃のように、好奇心の赴くまま、たくさんのモノを持てないし、持ちたくもなくなりました。
ひとり旅で、ふらりと心惹かれた場所に立ち寄るような、軽いフットワークを維持したいです。
この境地に、20代の頃から到達していたら、人生色々違っていたのかな~とチラリと考えます。
まあ、でも、今の人生も、悪くはない。
これからが、私の人生の本番かもしれませんしね。
常に両手をあけて、アンテナが反応した方向に進んでいきます。
目の前に現れた、これこそ運命と思ったモノに、ビーチフラッグのように飛び込む瞬発力を、いつまでも持っていたいです。