最好映画。217 「シコふんじゃった。」1992年。
周防正行監督の「ファンシイダンス」が大好き。続く「シコふんじゃった。」はもちろん観に行ったんですがもう30年も前の作品。ディズニープラスに現れたので、最後まで見てしまいました。いろんなギャップを相撲が埋めてゆく不思議な映画です。弱気だったり、自慢だったり、宗教感とか、男女差とか、今見るとスレスレの表現もあるんでしょうけど、大いに笑わせてもらいました。部員が1人しかいない弱小相撲部の再生。8年生の竹中直人さんが本当に可笑しい(⌒▽⌒)「まわし」をふんどしって呼ばないこととか、「四股踏んで地固まる」ほどに四股が重要とか、普段知っているようで知らない話をだんだん溜め込んで、最後はみんなを応援してしまう青春映画です。90年代前半のホワイトプロミスト全開なフワッとした感じがちょっと時代を感じさせますが、低いアングル多用した撮影で、どっしり観れました。事件が起きたのに変な間があったりするところとか「ファンシイダンス」にも通じる楽しさです。ディズニープラスで始まった「シコふんじゃった!」を観始めたら、懐かしい教立大学相撲部の面々がそこかしこに顔を出していて、同じネタ、同じセリフもあちこちにあって楽しくなっちゃいました。周防正行節健在なので先が楽しみです。周防義和音楽も最高です。お時間あれば新旧合わせてぜひ。元気になれます(⌒▽⌒)
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