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最好映画。 034 「エンジェルダスト」 1994年。
「狂い咲きサンダーロード」「逆噴射家族」で大好きな石井聰亙監督がやけに東京にこだわられていた頃の映画。 山手線や水道橋、そことわかるロケーションで撮影されたサイコサスペンス。 正直、若松武史さんの出た映画と言う認識が強いですが、緑色(この場合蛍光灯色)に統一された画面や、不可思議な設定、解決しない事件、その後のサイコパス映画の最初かなと思っています。解決しないのですっきりしないんですが、時々ハッとさせられる描写があって意外と好きです。特に覚えてるのは、山手線で殺されちゃう女性の描写と、コインランドリーで回る腕。本当に、変な映画でしたが、笠松則通さんの撮影は本当にスゴい。東京ってこんなだったのねって言うくらいクールな画像を見てるだけでも楽しいです。富士山の麓にあるアジトが出る辺りから暗雲漂ってそのまま終わっちゃうのが本当に残念。制作年度を見れば「羊たちの沈黙」の翌年だから、そんなものか〜とも思います。「シャッフル」とは180度違った撮影に痺れます。 滅多にレンタルでは見たことありません。Amazonで中古買いました。
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