最好映画。 078 「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット」 1984年。
とても優しい気持ちになれる映画。宇宙人=ブラザーは地球に遭難。言葉が分かるけど喋れないので、黙ってうなずいていると、みんなが喋りかけてきてくれて「良い人」として人気者になって、でも、彼を捕まえようとする別の宇宙人たちがやってきて...と言うお話。今となっては「ターミネーター2」のダイソン博士の方が思い出し易いジョー・モートンがブラザーを演じています。おどおどしていて心優しい感じが好きです。監督・脚本のジョン・セイルズが追いかける宇宙人を演じていて、無表情で少し外れた行動をする辺り可笑しいです。足の指が3本と言う以外にこれと言った特撮も無く、主人公が喋れないというシチュエーションだけでここまでの物語を紡ぎ出すんですから、スゴいです。撮影はスパイク・リー組のアーネスト・ディッカーソン。当ててますー!っていうスパイク・リーの最初期とは違った照明で、こっちの方が好きです。インディーズ映画が流行った頃にDVD出てたんですが、今はレンタル屋さんではVHSしか見たこと無いです。発見したら、是非。
www.morigu.com のんびりしてます。