最好映画。 039 「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」 2001年。
この後に公開された、「ライフ・アクアティック」を観て、はまってしまったのがきっかけ。ウェス・アンダーソン一座総出演の上にジーン・ハックマン、ベン・スティラーと豪華きわまりない。 天才児って必ずしも大人になってまで天才ではない、むしろヒドくなるという一種強迫観念に基づいた様な展開と、それに全く動じずに叱咤しつづける無茶苦茶な父親。会話の一つ一つが素っ頓狂なのに、物語はこれと言って盛り上がらず、ゆるゆると流れてゆきます。その心地よさにはまったら、もうウェス・アンダーソン物を観まくるしかありません。 この映画の最大の見所は、NICOの“Track These Days”が流れる、憧れの姉に相対するする弟の再会シーン。このシーンを撮るためにこの映画を撮ったと言う監督のロマン溢れかつドライな情景が最高です。 コメディと言えばコメディかも知れません。ドラマのコーナーにあったりします。
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のんびりしてます。