最好映画。 108 「10ミニッツ」 2016年。
徳島国際短編映画祭2016で、ものすごく気に入ってしまった1本。
山口県下松市（くだまつし）に住む高校生のインターネットラジオ番組が起こす、ちょっとした希望。素晴らしかったです。複雑なお話は一切なくて、ひたむきな主人公たちの行動に乗せて、周りが動いて行く様が可愛らしくて楽しいです。地元の紹介もあって、でも傍にいる人たちの顔も見えて、撮影、音楽がバランスよくて、こんな映画が作れるなら、地方創生で映像制作って「あり」だなぁとしみじみ感動してしまいました。微妙にホロっとするラストのストップモーション、小学生とすれ違う時のさりげなさすぎる編集。映画祭当夜に長澤雅彦監督とお話できまして、余計に印象に残ってしまっているのかもしれません。演技陣を絶賛していた市さんの横で「監督の腕だよ腕！」っておっしゃっていた長澤さん、カッコ良かったですw どこかで見かけたら、ぜひ観てみてください。必見だと思います！
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