最好映画。205 「ホテル・エルロワイヤル」2018年。
「クローバーフィールド」「オデッセイ」の脚本家、ドリュー・ゴダードが製作・脚本・監督。ネバダ州とカリフォルニア州の州境に立っている、ホテル・エルロワイヤルで起きる事件。ミステリーにもホラーにも見えるポスターですが、観ていくと極上の群像劇ということがわかります。どなたかの投稿で見かけて「む?なんで観てなかったんだ?」という座組み。ジェフ・ブリッジス、シンシア・エリヴォ、ダコタ・ジョンソン、ジョン・ハム、クリス・ヘムワーズという何かありそうな出演者に完全にダマされました。1970年代初頭のお話。かつてはハリウッドスターも利用していた豪華ホテル・エルロワイヤルも今は廃れていて、滅多に人も来ない。そんなホテルにある晩5人の宿泊者がやってきます。それぞれに職種も人種も違う彼らには秘密があって、目的もあって、謎が解けた後もさらに思惑があって、という謎が次の謎を呼ぶ構造。ミステリーかと言われるとあっさり解けてスリラーになっちゃうし、いきなりアクションになって人は死んじゃうし、目が離せません。これがオールセットだなんて信じられません。撮影はジョー・ライト作品で名を馳せたシェイマス・マクガーヴェイ。マイケル・ジアッチーノが音楽。「オデッセイ」が大好きで、ドリュー・ゴダード作品は観なきゃ!って思ってたんですが、完全に見落としてました。ディズニープラスで観たんですが、メイキングが見たくてiTunesで買ってしまいました。142分面白かったです。これが日本劇場未公開というのが一番信じられない笑
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