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最好映画。 149 「ア・ゴースト・ストーリー 」 2017年。

2018年のピカイチでした。監督のデヴィッド・ロウリーの地元であるダラスで作られた、お化けになってまで妻を見守る夫のお話。ポスタービジュアルが可愛かった以外はあまり情報ないまま観たこの映画。カットはやたら少ない、スタンダードのフィルムフレーム上映という、観るにはハードルが高いスペック。でも飽きません。一切脚を見せないお化けのエフェクト。クロースアップを排した画面作りが徐々に明確になって、今の時流から離れていて痛快です。成仏という観念が色濃いのもオドロキでしたし、最後の最後に膝を打つと同時に泣けてきて、本当によくできた映画でした。デヴィッド・ロウリーは地元を離れず映画を作っていて、撮影も音楽もずっと同じ方との組み合わせ。主演の二人は超メジャー映画にも出ているけど、どうやって説得したんだろう・・情報が本当なら、10万ドル(1000万円!)で作られたらしく、自分の知識から言っても凄すぎ泣。サンダンス映画祭で観客賞受賞。A24の配給も納得。この映画を教えてくれた相方に感謝ー!サントラ入手しました笑。次回作はロバート・レッドフォード主演作「さらば愛しきアウトロー」。スゴい!


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