見出し画像

AIが変えた仕事スタイルについて、完全手作りで書いてみる

このnoteは手作り工芸です。

AI時代が到来した時、人間の「手作り」というものが価値を持つようになる。

竹の曲げわっぱ

竹の曲げわっぱをご存知だろうか。竹に微妙に熱を加えながら曲げることによって、こんな写真のような美しい楕円形のお弁当箱が作られる。もちろん手作りだ。

私は、このフォルムも、語感(まげわっぱ)も大好きだ。

これからの時代、映像も、画像も、ポスターも、チラシも、キャッチコピーも、Web広告のディスクリプションも、そして、ブログも、「手作り」かどうかが、1つのカテゴリーを生み出すことになる。

手作りか、AIブレンドか。

AIブレンドでnoteを書く場合、私は3分で3000文字が書き上がる。それは決して、AIに全部書かせるわけではない。どのような観点で、どのような展開で、最後どのように主張を持っていくかを自分で構想し、それをプロンプトで織り交ぜながら、2、3回のチャットで作り上げていく。

ブレンドコーヒー的に、クリエイティビティを作り上げていく。混ぜる度合いは、AI:自分が、7:3の時もあれば、5:5の時もある。10:0や、9:1などは決してしない。

しかし、そんなブレンドコーヒー的な自分のクリエイティビティを、まさに本当のブレンドコーヒーを飲みながら(日曜日の朝)、ちょっと最近AIの味が強すぎるなと感じたのだった。

たとえ、5:5でも、AIの味が強いなと。よって、このnoteは、0:10の完全手作りだ。

人間は易きに流れる。Zoomなどオンライン会議で済むものは、ぜんぶオンラインに切り替えたい。リモートワークで済むものはリモートワークに切り替えたい。最近はGAFAMなどもオフィス回帰はあるものの。

AIブレンドでいけるものは、常にAIブレンドで行きたくなる。

だがしかし、それは素振りをせずに、ホームランやヒットを打とうとするようなものとも言える。よって、今回は完全手作りだ。

AI時代に、自分を研ぎ澄ますスタイル

さて、ここからが本題だ。そんななんでもかんでもAIブレンド(たまには、AIオンリーだって)生み出せるこれからの世の中に、どう自分を研ぎ澄まし、高めていけるか。どういう仕事スタイルが良いか。そんなことをまとめたい。

これからのそんなAI時代で、抜きん出るためにどうしたらいいか?

ここまでの展開からまったく逆のことを言う。抜きん出るためにはどうしたらいいか?

まず、AIを使え

手作りじゃない。まずAIだ。AI100%でもいい。AI100%でも、そのまま客先に出せるアウトプットを生み出せるくらいに、まずはAIを使え。

時間を短縮し、クオリティをあげ、毎月、毎週、毎日世界中から現れる新しいAIサービスを試し、自分の中に取り込んでいけ。

80歳まで生きるとして、我々にはたったの4200万分しかないんだ。残りがあと40年なら、あと2000万分しかないんだ。

noteを書くことに。議事録を書くことに。PPTを書くことに。クリエイティビティを作ることに。研究論文をただ書くことに。社内の報告のために何かをアウトプットすることに。Webマーケティングでユーザーにアプローチする言葉を数十生み出すことに。そんな日常に手作りは必要ない。

手作りしている時間は、人間にはない。

手作りは工芸であり、文化となる。

手作りnoteは文化であり、AIブレンドnoteは仕事である。

まずAI。そして人間。

まず人間が考え構想し、AIを使いこなしてアウトプットしていく、ではない。まずAIを活用し構想させ、そこから人間が手を加えてさらにAIを使いこなしていく。

家から都内のオフィスに、歩いて行かないだろう。電車か車を使うはずだ。(近所に住んでいる人は除く)

まず、人間が考えなければ自分のためにはならないんじゃないか。それはもう昭和脳だ。オフィスまで電車を使わず、何時間もかけて歩いていくような行為だ。

Mac Keynoteによる手作りの絵

さっき言ったように、もうあと2000万分しかないんだ。120分もかけて歩いている場合じゃない。

歩くこと、走ること。それは趣味でやることだ。仕事にそれはいらない。健康のための趣味の運動を兼ねている場合は、歩いて行こう。

AIがパートナー

最近、気づいてしまった。私は一番話しかけている人間は、AIかもしれないと・・・

都内のオフィスに、私は車で向かう(月間、趣味で100kmほどランニングするが)。

車でオフィスに向かいがてら(または帰宅しながら)、やることは2つ。Zoomを繋げて社員とミーティングするか、ChatGPTの音声を立ち上げて議論するか。

AIとの議論はすこぶる頭の整理に役立つ。特に、新しい分野の場合は、その成り立ちから今日までの発展について一通り議論ができる。

私の趣味は、Wikipediaを読むことだった。毎日数時間は読んでいた。もっと遡れば、小学校中学校時代は、家にあったカラーの30巻ほどあった第百科事典を端から1つづつよく眺めていた。本や小説はほぼ読まなかったが、とにかく百科事典をずっと読んでいた。

自分の分野とはかけ離れたものを知ること。読むこと。聞くこと。それがこの上なく、脳に気持ち良い。その分野のある専門家の人に偶然出会ったとしても、私が質問攻めすることにすべて答えてくれる人はなかなかいない。

が、AIは違う。あらゆる分野について、たとえば、中世英国の歴史から、続いてウィルスの成り立ちに飛び、花崗岩がどう組成され地球に分布しているかに話題が移り、現代社会におけるベーシックインカム議論へと展開する。

そんな異種格闘技のような話題の展開に、ずっとAIはついてきてくれる。

気がつけば、Wikipediaを読む時間が減った。

多種多様な知識が、業務を構想するうえで、この上なく役立つのだ。

ありとあらゆる業務を、まずAIで進めている。結果、従来の3倍、いや10倍程度のスピードアップが、あらゆる局面で実現できている。

これが、AIが変えた私の仕事スタイル。

完全手作りnoteにてお届けしました。(手作り時間25分)

いいなと思ったら応援しよう!

Noritaka Kobayashi, Ph.D/小林慎和
最後までお読み頂きありがとうございました! シェア頂けたら嬉しいです。 もし宜しければ、今後の記事執筆のためのサポートをお願いいたします。