人生で歩んできたキセキ、それを見える化するbajji
先日、こんなnoteをアップさせて頂いた。
サービスを作ろうと思った原体験を書かせていただいたわけだが、この会社が走り始めてちょうど半年経ったいま、ひとつ、大きな(自分にとっては)方針転換をしようと思う。
それは、信頼スコアという名前をなくすことだ。
6月24日、ベータ版をリリースする直前の6月20日にはこんな上記noteを書いていたのだが、bajjiスコアという呼び名から脱却しようと思う。
新しい名前は、「bajjiキセキ」
このサービスで何がしたかったのか。創業当初は、ビジョンで書いたように、封建社会ー>資本主義ー>信頼主義(信頼経済)という大きな社会の変化の流れをとらえ、それに向けたサービスをSNSとして世に出そうと思っていた。
そこから、人と人との間の信頼を見える化するサービスとしてbajjiのコンセプトをブラッシュアップしてきた。
そして、いま、このサービスを通じて、約3000のエンカウント(リアルの出会い)を産み出し、1600を超えるbajjiの贈り合いが産まれ、ユーザーたちの動き、生き様が見える化されてきた。
そうして走る中で、スコアリングするということに違和感を覚え始めた。そんな格付けをしたいわけではない。人知れず、頑張っている人にスポットライトを当てたいだけなのだ。
ビジョンには、こうも書いていた「誰と」するかが重要になる時代。
そう、それを端的に表した言葉が「未来を変える出会いを増やす」。名刺にも刻んでいるメッセージだ。
そう。bajjiは、シンプルに「人と出会うためのサービス」なのだ。
自分を、人生を、会社を、社会を、そして、世界をよりよく変えるために。
それをスムーズにするために、その人の人生、生きてきた軌跡を見える化する。エンカウント(リアルでの出会い)と、bajjiの贈り合い(リアルで出会わなければ贈れない)によって。
実際、私はこのサービスを提供し始めてから、自分が生きる世界が変わった。大きく広がった。新たな出会いがいくつも産まれた。
まさか、故郷の大阪で、bajjiをきっかけに、未来を変える出会いが起こる、そんなbarができるなどとは夢にも思わなかった。その場所はCommon bar Singles
現在は毎月1回のペースで、bajji酒場梅田が開催されている。写真は先日の11月18日開催の様子。こんな場所を産み出してくれた大阪の人たち、本当にありがとう!
このbajji酒場大阪にインスパイアされて、弊社では、毎週のように様々なイベントを企画させて頂いている。そのために、自社としてその「場」が必要となり、インキュベーション&コワーキングスペースBUTAI(ぶたい)を創らせて頂いた。
見知らぬ者同士が出会い、語り合う時何をするか。
そう、人生の経験談を語り合うのだ。自分が生きてきた軌跡をシェアするのだ。それがもっとも人の距離を容易に縮める手段。
bajjiは、リアルに出会ったことをエンカウントとして蓄積し、出会った人に対して感じたこと、その人の凄さ、面白さをbajjiというアートを通じて、伝えていく。
それはまさに、人生の軌跡が積み上がってきたものなのだと気づいたのだ。
ファクトベースで、それを見える化していく。それが積み重なった時、そこには、未来を変える出会いがごっそり待っている、はずだ。
bajjiの価値とは、これまで見えなかったものを、このサービスを通じて見える化していく。その人の、経験、人生の軌跡、人となり、実績、そして信頼関係。それこそがbajjiの価値。
bajjiを使い、新たな人とエンカウント(出会って)していく。
bajjiを贈る。もらう。
その結果、bajjiキセキが貯まっていく。人生の軌跡を積み重ねることで、そのbajjiキセキは、新たな奇跡を産むだろう。
新たな奇跡を産ませたい。
「キセキ、どれだけ貯まった?」
「どんなbajjiを持っているの?」
そんなセリフが交わされる未来を目指して。
それがbajji
bajjiメンバーと共に(2019年12月)
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