太陽光パネル+蓄電池の費用対効果モニタリング#3
2022年10月9日に我が家に太陽光パネルと蓄電池が設置されました。
今後,買電の減少や売電によって設置費用をどのようなペースでペイしていくのかモニタリングする様子を公開していきたいと思います。
太陽光パネル+蓄電池のスペックと費用
設置した太陽光パネルと蓄電池のスペックは以下のとおりです。
太陽電池モジュール(XLM120-380L×14):5.32kW
蓄電池(JH-WBPDB650):6.5kWh
設置に要した費用は,工事費込みで2,26,000円でした。
経済効果
設置したことによる経済効果は以下のように分類されます。
プラスの経済効果:抑買電(買電の減少),売電
マイナスの経済効果:初期設置費用,保障外の修理費
推移のモニタリングは毎月の検針票が得られたタイミングで実施していこうと思います。
抑買電の換算方法
なるべく正確に抑買電を算出したいところですが,我が家のシステムでは蓄電池の充放電の数値を取得できない点が厄介です。
先月はある程度の概算値を得るための補正項を導入しましたが,今月からグラフから数値を読み取ることにしました。
多少面倒な作業となりますが,その方が正確に算出できますし,毎日の日課にしてしまえば1日に取られる時間は2-3分で済みます。
2022年12月時点の収支
2022年12月15日に検針票が送られてきました。
2022年11月16日~2022年12月14日の使用電気量のうち,上記のルールに従って抑買電を計算すると10,965円をとなりました。
売電については11月7日に4,369円が振り込まれました。
2022年11月時点では-2,250,396円でしたので,2022年12月時点では
-2,235,062円(= 10,965 + 4,369 - 2,250,396)となります。
日ごとの抑買電と売電の経済効果は以下の通りです。今月分の売電は1,811円となる見込みです。振り込まれた時点で収支に反映させる予定です。
季節的に太陽の入射角度が低くなってきており,それと相まって日照時間が短くなってきています。その結果,太陽光発電量は日に日に少なくなってきています。冬至を超えれば太陽光発電量も回復してくるはずですので,2023年1月以降に経済効果がどう推移していくのか楽しみです。
燃料費調整単価が先月は11.04円/kWhだったのに対し,今月は12.30円/kWhに上がりました。
ガスの原料費調整単価は先月は35.01円/m^3だったのに対し,今月は51.76円/m^3と電気代以上に上がりましたので,電気で代替できるものはなるべくガスを使わないようにした方がよさそうです。