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「生」で軍艦島を感じに行ってきた話

旅のテーマは「歴史を感じる」

なかなかコロナで行くことができなかった旅行。
やや落ち着いたので、とにかくどっか行きたい!ということで、旅行に行った。

ただ、漠然といったじゃつまらない。
テーマを決めよう…

ということで、今回の旅のテーマは「歴史」

ぼぼ、そんな感じになるんですがね。

これまで訪れたことのない遺産・神社などなどに生で触れ、圧倒されちゃおうということで、行ってた。

最初に言っておくと…
やっぱり生体験はいい‼︎写真や映像では感じることができない感覚が、超刺激的!

はじめに訪れたのは「軍艦島」
クレイジージャーニー佐藤健寿さんの奇怪遺産の回を見てからというもの、ずーっと気になっていた。

というのも、

風化が激しく、いつ見れなくなってしまうとも限らない…

ということらしく、早く行かねば…と焦らさせていたから。おおお、そんな場所についに…!

簡単に軍艦島に行った雰囲気などをInstagramのReelでまとめた。

2112_nori on Instagram: "端島。通称、軍艦島。 今回は上陸はできませんでしたが、「軍艦 土佐」に似ていることから来ている軍艦島たる迫力は圧倒的。 文化の成熟度合いも高かったとされる世界遺産をやっと見れて感激でした。 風化激しく、いつ見れなくなるとも限らないので、次こそは上陸したい! Hashima Island. Hashima Island, also known as Gunkanjima. Although we were not able to go ashore this time, the power of the island, which comes from its resemblance to the "Gunkan Tosa," was overwhelming. I was thrilled to finally see this World Heritage Site, which is said to have reached a high level of cultural maturity. The island is heavily weathered and there is no telling when we may not be able to see it again, so next time I want to go ashore! #軍艦島 #端島 #長崎 #長崎観光 #世界遺産 #旅行 #旅行好きな人と繋がりたい #gunkan #nagasaki #worldheritage #gunkanjima #japantravel" 0 Likes, 0 Comments - @2112_nori on Instagram: "端島。通称、軍艦島。 今回 www.instagram.com

そもそも「軍艦島」ってどんな場所か、知っている人の方が実は少ないのでは?私も番組を見るまで、存在しか知らず…

端島(通称:軍艦島)

「軍艦島」ってなに?

長崎港から船で約40分のところに位置する端島(はしま)。小さな海底炭坑の島は、岩礁の周りを埋め立てて造られた人工の島です。岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。最盛期の1960年には約5300人もの人が住み、当時、日本一の人口密度を誇っていました。島内には小中学校や病院などを完備、映画館やパチンコホールなどの娯楽施設もあり生活の全てを島内で賄うことができたそうです。
ながさき旅ネット

とのこと。
ちなみに、軍艦「土佐」はこれ。小さくてわかりにくいですが…

たしかに似てる⁉︎

軍艦土佐

2015年に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」として正式登録された端島=軍艦島。

今回は残念ながら、風が強く、入島することはできませんでしたが、軍艦島の周りを周遊するだけでもものすごい迫力…と歴史の香りが…!(物理的には海の匂いだけです)

僕が行ったり、聞いたりして驚いた3つのポイントがこちら!

①日本最古の鉄筋コンクリート高層アパートがあった!

今や当たり前となっている鉄筋コンクリートのマンション。日本で初めて建てられたのは、なんとこの軍艦島!しかもまだ実際に見ることができるんです。僕もRCのマンションじゃなきゃ嫌です…
1916(大正5)年に建てられた30号アパート。鉱員社宅として建設され、内庭には吹き抜けの廊下と会談があり、地下には売店もあったようです。31号棟鉱員社宅には、共同入浴場、1F には郵便局・理髪店も設置されていたんだそうです。
昭和時代に、今のマンションくらい便利施設を内包していたんですね…!
文化的に成熟度が高いとされた島であるというのも納得です。

②東京都の9倍!世界一の人口密度!

当時の日本のエネルギーをささえた石炭。最盛期となる1950年代後半には約5,300人もの人々がこの島に住んでいたそうです。人口密度としては、当時の東京都の9倍…!
給料がめちゃくちゃ良かった鉱員であり、さらに家族も住めるなんて場所はありがたかったんですね。
ただ、その仕事は命がけ。海面下1,000m以上、気温30℃、湿度95%という悪条件に、ガス爆発。
鉱内で交わされる「ご安全に」という挨拶には、「絶対に事故を起こさない」という気持ちが込められていたんだそう。ちょっと僕にはできそうにないな…

③荒波を超える軍艦のような姿!

島がかっこいい!そんな場所はあまりないのでは!
軍艦島は6回にわたる埋め立てを繰り返し、今の大きさになったようです。もとは現在の3分の1の大きさでした。
南北に480m(陸上トラック1周分とちょっと)、東西に160mなので、島で言えばとっても小さいです。そう考えると、あの人口密度も納得ですね。
そんな小さな島の脅威…高波。周遊ツアーの日は、船が出せるくらいの波の高さでしたが、島に突撃していく波が激しいこと…!
あれじゃあ、天気の悪い日はもっときついんだろうな。風もきつくて、風化も激しそうです。

こんな端島=軍艦島。いつ生で見れなくなってしまうとも限らないので、ぜひ早めに訪れることをおすすめします!

これ見ちゃえば、行った気にもなれそうですが…生の迫力はやっぱり行かないとわからないと思います。

ただ1点!行くときの注意としては…
「冬に行くのはおすすめしません!!」
とにかく寒いし、島に上陸できる確率が超下がります。僕も島に入れなかったので。
そして、寒いうえに、風が強いと船が揺れて酔う…酔いやすい方は、酔い止め必須。ツアーに集中できません。
それはほんとにもったいないです…(僕もその点はほんとに後悔です)

▼軍艦島ツアーはこちら

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