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宿題廃止せよ!!
みなさん、こんにちは。
のりそらです。
『教育に選択肢を、人生に革命を』をモットーに、
経営理念を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCOOLの創造とした次世代の学校を作りたいと考えて活動しています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
宿題の2つの大罪
さて、今日のテーマは、宿題についてです。
皆さんは学校の宿題っていうのをどのように捉えていらっしゃいますか?
私は、およそ10年前に小学校に初めて勤務したんですけど、宿題が出ることにびっくりしました。
しかも毎日。しかも、毎日国語と算数と音読、これは必ずといった感じで。
その1 勉強嫌いを生む
誤解を恐れずに言わせていただくと、この宿題というものの存在のせいで、勉強嫌いになる子どもたちは少なくないと思うんですよね。
学校で6時間みっちり勉強をしてきて、帰ってからも宿題をする、では、いったい子どもたちは、いつ遊ぶのでしょうか?
まともにやってたら遊ぶ時間なんてほとんど捻出できません。
すると、子どもたちはどうするか?答えは、
その2 手を抜くことを覚える
手を抜く、です。どこで手を抜くか、まずは、学校の授業。
そして、宿題。取り組みがいい加減になります。
学校の授業は、手を抜いても、規定時間は決まっているので、手を抜いたとしても自分の自由な時間は増えません。
しかし、宿題については、取り組む時間次第で自由時間を増やせます。
よって一番いい加減になりやすいのが宿題と言えるのではないでしょうか。
そして、根本的に宿題そのものが一人ひとりの学力を支える意義ある内容になっているかというと疑わざるをえません。
やはり、学級の中間層を狙ったものとなりがちであり、学力が高い子には簡単すぎて意味がない、ほぼ作業的なもの。
学力が低位の子については、自分の力だけでは解けないというもの。
それでも毎日毎日やらなければなりません。
提案!早寝の推奨!!
私は、いっそのこと宿題を基本的には無しにして、とにかく早寝を推奨し、学校の授業に6時間全力で取り組める状態を子どもたちに作って欲しいと願います。
言葉は悪いですが、学校の授業は、どうせやらなければならないものです。
どうせやらなければならないのであれば、そこで十分な力をつけましょうよ。
この授業でサボったら、それを取り返すためにサボった時間の倍以上の時間がかかると覚悟してください。
なぜなら、家には先生はいませんから、質問もできません。
学校なら、わからなければその場で聞けます。
それが学校の授業が健全に機能している状態だと思います。
そして、家庭では、必要な子が必要な学習をするのが良いではないですか。
場合によっては、塾に行って学習することを選択する子もいるでしょう。それはそれでOKです。
的外れな宿題をやるよりも、ためになる学習ができることでしょう。
そして、その塾が意欲的に取り組める場であるならば、学力はどんどん伸びていくでしょう。
改めて提案です。
もういい加減に、宿題なしにしませんか?
宿題は、無しにしませんか?宿題が当たり前になっている現代なだけに、無しにしたときのインパクト、子どもたちの喜びようったらないと思います。
その喜びと引き換えに、早寝をして授業に集中。これで良いのではないでしょうか?
現在の子供たちは、与えられるものが多すぎて、自分で考えようとする余白が少なすぎると思います。
もっと子どもたちの力を信じてみてはいかがでしょうか?
そうやって期待をされれば子どもたちは、必ず応えようと頑張ってくれます。
私はそう信じています。
まとめ
さて、今回は、宿題についてお話をさせていただきました。
先進的な改革により注目を集めている横浜創英中学・高等学校の工藤勇一校長先生は、実際に前任の東京都千代田区立麹町中学校で宿題を廃止しました。
それによって学力が低下したということは無いようです。
つまりは、やりようということです。
きっと、他の学校もできないことはないと思います!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。