麻雀牌柄のルービックキューブをやる日
秋葉原へ行った。
麻雀牌柄のルービックキューブがあったので買いました。
私は去年ルービックキューブを手に入れて、以来ちょこちょこ遊んでいたらいつの間にかルービックキューブが解ける側の人間になっていました。
なので、こちらのキューブも臆することなく購入した次第です。
人生2人目の交際相手、みたいな感じがして大人になった気がします。
ルービックキューブは我々凡人にとってはただの覚えゲーなので、時間をかければ誰でもできます。誰でもできる割に、人前で披露すると「こいつ、頭がイイんだな♡」と思ってもらえてコスパが高いのです。
事前に正解の状態を写真におさめてから、ええい!と思い切りグチャグチャにします。
さて、元に戻していくぞ!
とりあえず完全1面の状態までクリア。
完全1面とは、基準となる1面(この場合は發)を揃えて、さらにその周りの四方の1列と真ん中を揃えた状態のことを言います。
こういうこと。
普通のルービックキューブなら初心者でもすぐに辿り着けるくらい簡単な場面だけど(説明書ありき)、麻雀ルービックキューブにはひとつひとつの柄に正式な方向があるので難しかった。
白の真ん中の向きが違うからそこを直すために動かすと別の面の牌の向きが変わっちゃう、みたいなのが発生してイライラしました。書いてるだけでもイライラしてくる。普通のルービックキューブよりも頭を使わなければならないので、ルービックキューブ:レベル3くらいのゲーム性を感じてゾクゾクしたりもしました。レベル2がどんなかはわかりません。
中段を揃えました。
この状態です。
最初の完全1面がちゃんと出来ていればここは余裕です。
やることは普通のルービックキューブと同じ。とても退屈ですね。
中段が出来たら、次は基準となった面(今回は發)の反対側の面をひとまず十字に揃えていくターンです。いきなり1面揃えたりはしない、パズルも恋も順序が大事ですよ。
この麻雀ルービックキューブの場合は、發の反対側は索子(そーず)でした。
この状態に持っていきたいんだけど、これがなかなか苦戦しました。
向きが揃わねえの。
こんなの習ってないよ、進研ゼミでやってないよ。
……ッがよ!!!
ここで一旦、心が折れました。
1時間の休憩を挟みます。
なんかクルクル回してたらいけました。
次は索子を全部揃えて、↑この状態にしたいんだけど
なんかどうやって動かせばいいか忘れちゃった。
普通のルービックキューブってこの後どう動かすんだっけ……。
と思っていつものルービックキューブを同じ曲面まで持っていって思い出そうとしてみたんだけど、全然思い出せなくなってしまった。
変な立方体をカチャカチャして遊んでたら混乱してしまったようです。
にっちもさっちもいかなくなった。
本当はこんなことしたくないけど、仕方なく通常のルービックキューブを買ったときに付いてきた説明書を見ます。
これでなんとか。
~~~ッ!!!!
まあ向きは違うけど索子は一応集まってるし、ちょっともう気にせずに進めてみることにします。
完成しない100点より、完成する70点です。
あ!え!?
ここだけ方向を直せば完成する!!
カチャ・・・
急に完成した。
そうそう、ルービックキューブって訳も分からぬうちに急に完成するんだったよな。
はぁ……。
なんかもう暫くはやりたくないですね。
次にグチャグチャにしたら二度と元に戻らないと思います。
では、現場からは以上です。
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この麻雀ルービックキューブを買ったのは秋葉原の千石電商というお店でした。電子工作系の部品が売っているお店ですが、なぜか麻雀グッズやこまごまとしたおもちゃが売ってたりして良いところでした。
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