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購入の決め手1

建物購入が決まってから売買契約・融資実行までの経緯

こんにちは、のりしろです!


 さて、自分で言うのも何ですが、古民家購入の決め手はなんだったのでしょう?
 何かものを買う時、必要だから買う訳ですが、良いと思うのには、買いたいものに何かしらの価値があるからだと思います。
 そして、買う目的があるからだと思います。

今回は価値について考えてみました。


設計事務所を営んでいる身としては、ただ安くて場所が良いと言うだけではダメだと思い、建物自身の価値を見出して引き出すことも大切な要素だと考えていました。

会社として購入する訳なので、購入理由も会社の理念にマッチさせなくてはいけないと思います。


会社名:のりしろ
理念:ひと・こと・もの・みらいをつなぐ


設計界隈で不動産についてよく言われている話があります。

 日本の不動産(建物)は時間が経てば価値が目減りし、木造では22年経てば不動産価値はほぼゼロとなります。
 一方、西洋圏では古い建物はより価値が高く、住み継ぐ人たちがその生活の中でさまざまな価値を付け加えながら建物を住み継いでいくような文化があるそうです。


この考え方は建物をつくる側から見るとお金以外の建物の価値をどうやって引き出そうかと考え、以下のようなものさしで建物をみてみました。

・交通などの利便性
・周辺環境
・使っている材料やデザインなどの質的な価値
・建物の歩んできた歴史的な価値(建物を主人公に見立てたときのストーリーみたいなもの)
・文化的な価値(未来に残す何かがある)
・その他なんか良いなと思う感覚

これらの事を見た物件に当てはめて、建物が欲しいかどうかを考えてみました。


前置きが長くなってしまいましたので、続きは次回で!

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