自分に合った仕事の見つけ方
私今となっては飲食店のオーナーをしておりますが、それまでは色んな仕事をしてきたものです。
自己紹介でも触れているのですが、若いころはとにかく方向性が定まってなかったなと…。
それも今となってはいい経験だなーと思っとりますが、20代後半ぐらいまでは人生について後悔ややり残した事など、ずるずると引きずって考えていたものでした。
なぜそんなにネガティブに考えていたのかを考えてみたのですが、きっと…
仕事は楽しいものとは考えてはいけないと思っていた
いつも誰かと比較して物事を考えていた
つまり、
物差しが自分ではなく誰かである
お金は自己犠牲の結果得るもの
言葉にして考えてみると、自然とそんな考えで仕事やプライベートを生きていたのだと思います。
何でそうなったかと自分の棚卸をしてみると、父親の偉大さにたどり着きます。
自分にとって幼い頃(高校生ぐらいまで)は、追い越そうと思っても無理な存在でした。
仕事の技術、人間性、経済面など様々な角度から見てもプロフェッショナルで、父親と同じ道を目指そうと考えていた自分にとっては、他の仕事の世界をあまり見ようとしていなかったので、どこまで行っても正解がみえてこなかったのです。
そして20歳そこそこで、今までの経験をリセットしてむやみやたらに色んな仕事をしてみようと考えたのです。
自分探しの頃はいつも父親の事と比較していたのかもしれません。
父親は好きな仕事をし、全力で惜しみなく成果を出している。
自分は好きでもない仕事をし、全力が出せず成果を出せずにいる。
なので、お金に対する考えも卑屈になる。
飲食業という仕事に出会えてほんとに良かったです。しかも幸いなことに、ネガティブにしかならなかった考え方が、好きなことを見つけるとほぼすべてが好転できたことです。
自分が好きな事が出来ていれば自然と感謝が生まれ、その感謝は人にも伝えたくなる。なので喜んでもらうことをしようとする。お金は喜んでもらった対価なので、もっと喜んでもらうことをしたくなる。
ただ好きな事ってそんなに転がってません。様々経験する中で偶発的に生まれてくるものです。なので何でも経験が必要です。しかも意外と自分がつらい時に本当に好きな事に気づくことがあります。つらい時に助けられたことをよく覚えているように。動ける状態であることがとにかく大切です。
昔の自分もやみくもに動きました。その時の経験に無駄はなかったみたいです。
その経験を活かし、皆が常に前向きに自然体に動けるようにすることがこれからの自分の仕事だと思うので、注力してがんばりたいと思います!!