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いざ2週間健診へ


2週間健診。手探りで過ごした自宅での生活の、ある意味で答え合わせをしに行くような気持ちでいた。


母乳とミルクと混合でいきたいけど、実際それができているのだろうか。
入院中に心が折れかけていた母乳は、十分な量出ているのだろうか。
体重はどれだけ増えているだろうか。
急に現れたポツポツ湿疹への対処は、間違っていないだろうか。
抱っこや授乳での寝落ちばかり。寝過ぎも、寝なさすぎも心配になる。


子と一緒に家から出かけるのが初めてで、何を持っていけばいいのか、どんな服を着ていこうか、何日も前からドキドキそわそわしていた。




11:30受付なのに、7時の授乳時から少しずつ準備をした。半月ぶりにアイラインを引いて、髪の毛を整えた。たった半月なのに、なんだかすごく久しぶりな気がして、外に出るんだという実感が湧いてきて、またそわそわした。


体重の増え方は理想的で順調。
授乳回数も排泄回数も問題なし。
この感じだと十分母乳が出ていそうだから、ミルクなしの完全母乳でもいけそうだね。
大きな声で泣けて、元気があって良いね。
そう、助産師さんに言ってもらえた。

ああ、よかった。
この数日のワタシたちの生活が認められたような気分。手探りでたくさん調べて、でもできることとできないことがあって、ほどよくサボってみたりして。それは間違いじゃなかったんだ。


そのあとは助産師さんにたくさん質問をした。授乳のこと、睡眠時間のこと、朝の保湿前の洗顔のこと、臍の緒のこと。事前にまとめておいた自分、グッジョブ。

医師による診察も、母子ともに問題なしとのこと。

帝王切開の傷跡には、アトファインというテープを貼っている。傷の少し上がピリピリするような、感覚がないような感覚があるのは、仕方のないことで長いと半年から1年は続くそう。思っていたより長い。



無事に2週間健診が終わり、会計待ち。何年も通ったこの病院の待合室。苦しくて悲しい思いも、不安な気持ちもワクワクした感情も、noteに書き綴りながらPHSで呼ばれるのを待っていた。
そんな待合室に、我が子を抱っこしながら座っている日が来るなんて。夢みたいな、まだ信じられないような気持ちだった。

感傷に浸りたい気持ちもありつつ、ワタシ自身が幾度となくブルーな気持ちになったので、頼むからギャン泣きだけはしないでくれと必死にあやし続けた。すやーっと寝てくれて本当にありがとう。


これから先、こんなことの連続なのかと思うと気が遠くなるけれど、ワタシの、ワタシたちのペースで生活していこう。


オワリ

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