取材について
一般的に【取材】と聞くと、メディアの記者が事件や事故・芸能ネタの対象対して取材の申し込みをして、その対象から取材OKが出れば、取材当日は記者が根掘り葉掘りと質問をして、対象はそれに答えるといったイメージですよね。
でも、スロパチホールの取材はというと、驚く勿れ!ホールがメディアから取材を買うんです。ホールが金を払って、取材という名のイベントを開催させてもらうということです!驚きですよね!名称が【取材】となっているだけで、その実態は昔からあるイベントと殆ど同じということです!
取材名称だけの購入だと○○万円…
これに晒し屋によるSNS公約晒らしオプションをプラスすると○○万円…
これに着ぐるみキャラクター来店オプションをプラスすると○○万円…
これに演者来店オプションをプラスすると○○○万円…
演者Aだとプラス○○万円…演者Bだとプラス○○万円…人気演者Sだとプラス○○○万円…
この取材費用…やはりお客様のお財布から出てるんですよね…その費用で何台の設定⑥を使えることか…と思わず考えてしまいます。
取材自体にも大きな価格差があります。ここは集客力が全てです!客を集められる人気の取材は高値ですし、大した集客力がない取材は安価です。
普段の特定日の朝の並びが300人程なのに対し、演者来店込みだと1500〜2000人を集めるなんて取材もあります。ホールにとっては強烈な宣伝になるんですよ!
今は設定や釘ではなく、取材をどう使うか!これがホールの腕の見せどころになってますね笑
この流れが今の公約系取材を流行らせたわけです。取材を売る側のメディアは、取材の信頼度を守るため、ある程度は公約を守るように買う側のホールに圧をかけるとか…
イベントが規制され、この取材という形が主流となったわけですが、公約が守られなかったとしても、晒し屋が勝手にSNS投稿しただけ…という建前や逃げ道があるので、ホールは知らぬ存ぜぬを決め込むことができ、あまりダメージは少ないというメリットもあります。
それでは客の目線から取材を見てみるとどうでしょうか?
朝の椅子取りゲームで高設定をツモれた人は最高ですが、それ以外の人は普段より厳しい状況になるかと…平常営業よりもパチスロの高設定投入率やパチンコのボーダーオーバー率は高いので、椅子取りゲームに参加する価値はあるのかも知れませんが、ハズレを引いた場合のリスクは相当高いのではないか?と考えます。
取材という祭の参加には、タコ負けする覚悟と多めの軍資金が必要なのかも知れません。
強い取材を歓迎しているのは、嫌われ者の軍団ばかりで、普段から通っている人達からすると、人が集まり過ぎる強い取材は、打つことすらできなくなるため、迷惑としか考えられない人も多くいます。ホールの宣伝のため、ホールの利益のため、取材ばかりに気を取られ、毎日のように通ってくれる常連さんを大切にしないホールの末期は、取材にのみ人が集まり、平常営業日にはガラガラという悲惨なものです。ホール関係者の皆さんも、目先の利益ばかりに気を取られず、大切なお客様を見極めて、その人達に還元することを考える必要があるのではないでしょうか?
以上、取材についての記述でした。最後までお読み頂き、ありがとう御座いました。
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