体験型アートの時代へ
もう10日ほど前の話ですが、小泉さんからチケットをいただいて『FLOWERS BY NAKED』へ行ってきました。
ところで『体験型アート』っていうと、どんなものを浮かべるでしょう。
なかなか定義が難しい部分ではありますが、日本ではチームラボや今回のNAKEDが有名ですかね。
こうやって見ると、チームラボの作品は結構見てるなと。
NAKEDは『TOKYO
ART CITY展』とアクアリウム(記事なし)で今回で3回目かな?
『デザインあ展』なんかも体験型アートのそれに類するのかな。
なんとなく考えてみたイメージでは、
【観客が操作することでアートが変わるもの】
というイメージなので、映画の4dxは【アート】ではあるものの、操作性がないので、これには属さない。
また昨今、増えてきているVR施設は、その大半が【アート】ではなく【ゲーム】として認識されているため、これも属さないと。
ただ体験型アートの中にVR機器があることも少なくないので、このあたりはまた難しい場合もあるかと思います。
2019年に表参道ヒルズで開催された花王の『”嗅ぐ”アート展』も体験型アートだなぁと見ていたら、NAKEDだった笑
まぁもし体験型アート未体験の方は、まずはチームラボやNAKEDあたりを体験するとわかりやすいかもです。
ということで、『FLOWERS BY NAKED』のレポートへ。
ちなみにこの松村氏の写真、カメラマンはレスリー・キーだそう。
入口にいきなり撮影スポット。
中に入ると、そこはもうNAKEDの世界。
異常な解像度のプロジェクターで照らされた壁や床。これ、一台いくらするんだろう。
行った人は壁の近くに行って、照らされた時の髪の毛のラインとか見てみてください。その解像度の高さにビビります。
息を吹きかけるとたんぽぽの綿毛が吹き飛ぶインスタレーションや、専用アプリをかざして見えるインスタレーションなど、THE 体験型アートという感じ。
ここのスペースでは、木の実をもぎ取るようなイメージでグッズを買えたり、おみくじが引けたり、アートとはまた違う趣ですが、仕掛けがいろいろ用意されています。
出口付近では、質問に答えていくことで、自分に似合う香りを演出してくれるインスタレーションまで。
QRを読み込んで、あれこれ質問に答えるわけですが、まー年齢から仕事からいろいろ質問されるんですわ。
「客層調べとるなー」って感じで捻くれた捉え方する私には微妙なインスタレーションでしたが、入口から出口まで【空間全体をNAKED色に染める】っていう部分で、さまざまな作品の精巧さ、壮大さ、何よりプロジェクターの解像度、そしてその数、単純にお金かかってるなーという印象でした。素晴らしい。
若干しつこいですが、これから行くという方はプロジェクターの解像度をとにかく気にしてみてください笑
ちなみに調べていたら、過去のイベントで使われていたプロジェクターは、キヤノンの『4K600STZ』などが使われていたそう。調べればわかりますが、1台400万円以上します笑
何台使ってんだよ笑
『FLOWERS BY NAKED』へのアクセス
会期
2020/01/30(木) ~ 2020/03/01(日)
会場
日本橋三井ホール
COREDO 室町 1・5F(エントランスは 4F)
時間
10:00〜20:00
そういえば4月17日からは寺田倉庫で『Immersive Museum』が始まるそう。
印象派の作家の世界観を投影して、作品世界の中に没入させるって面白い試みですよね。初日に行きたい所存。
まぁこんな感じで、遊び情報を共有したり、実際に遊ぶサロンをやっていますどうぞよろしゅう。最後は宣伝。