プレミアリーグ第9節:vsニューカッスル(2021年10月30日)
毎度週2試合の過密日程をこなすチェルシー。
週中にはカラバオカップで苦手とするサウサンプトンとの試合でPK戦の末勝利。
ルカク、ヴェルナーがいなくても勝てるチームになりつつあるのが嬉しいですね。
今節はニューカッスルとの試合。
ニューカッスルといえば、マイク・アシュリーのお金にしか興味がない経営という最悪の時代が終わり、新たなオーナーを迎えましたね。
しかも代わったのが、サウジアラビアの政府系ファンドであり、資産が約48兆円とのことで、今まで最もお金持ちであったPSGの33兆円、次いでマンCの3兆円を大きく引き離しました。
もしかしたら10年後にはCL圏を争う一角となっているかもしれません。
とはいえニューカッスル自体は直近5試合勝ちなし。ここはなんとしても勝ち切りたい。
チェルシーは前日の発表からアスピリクエタやロフタス=チークが出場できないことがわかっていたので、今節はどのような布陣になるのでしょうか。
※DAZNのハイライトは公式からYouTubeにアップされ次第リンクを貼ります。
前半
前節からは多くのスタメンを入れ替えての試合になりました。
久しぶりのクリステンセン、シイェシュがスタメン起用となりました。
ワントップにハヴァーツを置いた3-4-2-1の形で、ハドソン=オドイとシイェシュがトップしたでシャドウの動きになるかと思われます。
シイェシュはここのところ調子が良くないとのことで、基本控えになっていましたが活躍してくれるのでしょうか。
対するニューカッスルは、おなじみのサン・マキシマンとフレイザーの2トップとなりました。
フォーメーションが5-3-2と完全にカウンター一発を狙ったフォーメーションで、始まった直後からこの殻に篭った守りを崩せるのかが課題になります。
いざ試合が始まってみると、やはりボール保持率はチェルシーが高いものの、今ひとつべナルティエリア内で有効なシュートが打てていない状況でした。
さらに、たまにニューカッスルがボールを持つと、自陣のペナルティエリアまで持ち込まれることも少なくないため、試合の展開に不安があります。
ニューカッスルは要所要所で時間を使い、なんとか引き分けにでも持ち込もうとする動きが目立ちました。
どちらも決定的なシュートがほとんどないまま前半は終了。後半はトゥヘル監督のテコ入れが入るのでしょうか?
前半の結果
チェルシー:0 vs 0:ニューカッスル
後半
お互い交代はなく後半スタート。立ち上がりにポストに当たるシュートなど、立ち上がりとしては悪くない状況でしたが、前半と同じくペナルティエリア付近で攻めあぐねる展開でした。
60分を過ぎたあたりでニューカッスルがウィロックとアルミロンを投入。チェルシーはカンテ、シイェシュを下げて、ロフタス=チーク、バークリーを投入。
今節はコバチッチが出れなかったので、中盤にドリブラーがいないのは辛いと思っていましたが、バークリー加入で流れが変わると思いました。
その直後にハドソン=オドイの突破からあげられたクロスが流れ、ジェームスが決めて念願の先制点を獲得!!
前節のチルウェルといい、サイドハーフも十分な得点力があるので本当に助かります。
その後、またジェームスの豪快なボレーシュートで本日の2点目、ハヴァーツの突破から得たPKでジョルジーニョが3点目。ここで試合は決まりました。
後半の結果
チェルシー:3 vs 0:ニューカッスル
試合後
なんとか勝てて良かった!篭った相手に崩せるかでチームの強さが決まると思っていたので、今回の結果には非常に満足です。
ただ、スタメンのカンテは守備重視の選手なので今回のような試合では守備の機会がそもそも少ないため起用しなくても良かったのでは?と思いました。
また、やっぱりシイェシュの動きは今ひとつでしたね…もう少しトレーニングから調子を取り戻してほしいです。
突破力でいえばアザールのドリブルを見てきただけに、エリア内でも無理やりなんとかしてしまう力のある選手がいてくれたらと思ってしまいますね。(アザールが戻ったとしても今のチームにはフィットしないと思いますが…)
次節はバーンリー戦。リーグではまだほとんど勝てていないチームなだけに、今節のように引いて守られても勝ち切れる戦いになることを願います。
まずは週中のCLマルメ戦。今節もきっちり勝ち切ってほしいです。
※プレミアリーグ公式からの結果をリンクしておきます