プレミアリーグ第9節:vsノリッジ(2021年10月23日)
週中のマルメ戦を快勝で終え、週末はノリッジ戦を迎えます。
前節のブレントフォード戦では後半ほとんど押し込まれる展開だっただけに、下位のチームに対しても一切手を抜くことができません。
マルメ戦でルカクもヴェルナーも怪我をしてしまったため、最低2試合は休むとのこと。カラバオ杯のサウサンプトン戦で出れないのは手痛いですね。怪我のプリシッチも早く復帰できることを願います。
そんあこともあり、どのようなフォーメーションと戦術でノリッジを相手にするのでしょうか?
さて、対するノリッジですが、昨シーズンの開幕時は台風の目となり、ビッグ6に対して善戦を繰り広げていました。
今シーズンは未だ勝ちなし。今夏にチェルシーのルーキーであるビリー・ギルモアがローン移籍しましたが、ほとんど使ってもらえていないのは悲しいですね。
熱意のある有望な選手なだけに、出場機会があれば嬉しいです。
※DAZNのハイライトは公式からYouTubeにアップされ次第リンクを貼ります。
前半
チェルシーはハヴァーツをワントップにおいた3-4-2-1の布陣。
2トップの陣形が多かったので久々にこの形が見れて嬉しいです。
昨シーズンは途中から監督交代でこのフォーメーションになっただけに、今シーズンではよりトゥヘル監督の意図が浸透しているといいですね。
試合開始からチェルシーはハイプレスでフォワードからワンサイドに閉じ込めていくプレスを仕掛けていました。
少しでも足を止めようものなら一人二人と挟まれて逃げ場がなくなってしまうので、ノリッジも簡単には避けられないでしょう。
対するノリッジも殻に籠ることなく積極的に攻める姿勢を見せていました。
プッキ、サージェントに渡して中にクロスをあげようとしていましたが、ジェームズ、チルウェルのカバーでもしっかり防げていました。
試合は前半のうちにマウントの丁寧なシュート、コバチッチからの精度の高いスルーパスを受け取ったハドソン=オドイのシュート、強烈なオーバーラップからのループで3-0のリードすることができました。
ハドソン=オドイの初得点だったことや、チェルシー育成世代の3人衆が決めてくれたのでとても気持ちいのいい前半でした。
※できればチャロバーも得点してくれればもっと嬉しい・・・
前半の結果
チェルシー:3 vs 0:ノリッジ
後半
ノリッジはハーフタイムでブランドン・ウィリアムズとアーロンズの2枚を入れ替え、サージェントをワントップにおいた3-4-2-1のフォーメーションに変更されました。
前半で3点のビハインドとなったため、前線に人を集めた得点を狙いに行く姿勢が見て取れます。
チェルシーはメンバーの入れ替え、フォーメーションの変更なしといったところで、ノリッジの変更にどのように対応するのか注目したいです。
後半に入ってノリッジにもワンチャンスが起きそうな場面もありましたが、守護神メンディのスライディングで防いでくれました。
お互いの攻撃シーンが増える中、ついに均衡を破る1点がチルウェルの左足から生まれました!
今シーズンの合計3得点をあげるチルウェルと、同じく攻撃力も正確なクロスも定評のあるアロンソと本当に左サイドハーフは悩ましいですね。
途中でジョルジーニョとロフタス=チークを交代。
彼のボールキープ力は目を見張るものがありますが、フィニッシュを迷いがちな部分があるので、違いを見せられるプレイヤーになってほしいですね。
その後、アーロンズの危険なスライディングで2枚目のイエローカードが出てしまい、11人vs10人となりました。こうなると流石にチェルシー相手に10人では勝てないでしょう。
その後、ハドソン=オドイ、ハヴァーツを下げ、バークリー、ツィエクを投入。メンバーを抑えてクロージングに向かいます。
その後もマウントがハットトリックを達成で、最後まで手を抜くことなく試合を終えることとなりました。
後半の結果
チェルシー:7vs 0:ノリッジ
試合後
今節はなかなか結果が出なかったハドソン=オドイに得点が生まれて良かったですね!
できれば出場機会の少ないバークリーやツィエクにも得点できたらチェルシーの中でもポジション争いが激しくなって、チームの総合力が上がる気がして楽しみでした。
次節はニューカッスル戦。オーナーが変わったことでチーム全体に「やってやろう」という前向きな気持ちがあるため、侮れない部分がありますね。(前節はスパーズにやられてしまいましたが・・・)
その前にリーグカップでまたもやサウサンプトン戦。
前回はレッドカードのおかげで勝てたといっても過言ではないため、11人の状態でもきっちり勝てるチームということを証明してほしいですね!
※プレミアリーグ公式からの結果をリンクしておきます