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プレミアリーグ第8節:vsブレントフォード(2021年10月17日)

代表戦ウィークを挟んだ週末。昇格組のブレントフォードとの対戦です。

何週か前のPremierLeague FREAKSの中でブレントフォード特集があり、チームの愛称「Bees(読み方:ビーズ)」に関する面白い由来をお話しされていましたね。
(元は近くの学校の名前で「Bs」という呼び名を記者が勘違いして掲載したとか)

UEFAネーションズリーグでスペインvsイタリアを終えた、アスピリクエタ、マルコス・アロンソやジョルジーニョの疲れが残っていないことを祈ります。

また、前節怪我で交代したジェームズやカンテが帰ってきているので、この試合を通して試合勘が戻ってくれると嬉しいです。

対戦相手のブレントフォードですが、この時点までアーセナルを下し、マンUやリヴァプールとも激戦を繰り広げて引き分けを勝ち取るなど、非常に勢いに乗っているチームです。

リュディガーの怪我やチアゴシウバの欠場もあるので、正直無事にクリーンシートのまま試合を終えられる気がしませんが、しっかり勝ってサブメンバーでも十分勝てることを示したいですね。

※DAZNのハイライトは公式からYouTubeにアップされ次第リンクを貼ります。

前半

CHEBRE_CHEスタメン_20211017

CHEBRE_BREスタメン_20211017

チェルシーは前節同様、ルカク×ヴェルナーの2トップを採用。さらに前節に引き続きチャロバーやロフタス=チークを起用し、メインとサブを組み合わせたメンバーで試合に望みます。

今節の注目は、DFに今期初出場となるマラング・サールの起用です。
彼は去年加入と同時にポルトにレンタル移籍し、今期からチェルシーでのプレーとなります。

以前はフランスのニースに所属して、若いながらもCBやLSBで活躍した選手だそうで、スタメン争いが激しい左サイドでの活躍になりそうです。
※左利き、182cm、21歳とまだまだ可能性を感じさせる選手です。

リュディガー不在のチェルシーのディフェンスラインを強固にしてくれると信じて観戦していきましょう。

試合展開はチェルシーのボールを持つ時間は長く、個人技で奪われることのない強さを見せることができていました。
しかし、中盤から前線につながる展開がうまく連携できていないといった印象が強かったです。

とはいえ、やhりルカクにあててサイドのヴェルナーにパスを流したり、ルカク自身がサイドに流れてボールをキープし、中に誰かが攻め込むという基本の形はできていたことはとても良かったと思います。

そうしたプレイの中から、前半終了間際に待望のゴール!!!
ルカクを狙ったクロスから見事に落とし、チルウェルが抑えの効いた強烈なボレーをゴールに叩き込みました!!

チルウェルはサウサンプトン戦に引き続き2試合連続の強烈なボレーのゴールでチームに先制点をもたらしてくれて、強烈な攻撃力も魅力の選手ですね!

前半の結果

チェルシー:1 vs 0:ビーズ

CHEBRE_ハーフタイム_20211017

後半

メンバーを変えずに後半に突入。前半の様子からは問題なく試合のクロージングまで向かえると考えていました。

しかし、70分を過ぎたあたりからブレントフォードの猛攻が始まります。
チェルシーはペナルティエリア内に放り込まれるロングボールを何度もエリア外にクリアしては拾われる展開が長く続きました。

繰り返されるロングスローやアーリークロスは少しまずいところにこぼれると得点のチャンスを与えるので、単純とはいえヒヤヒヤしました。

状況を打開するべく順番に、コヴァチッチ、ルカク、アスピリクエタを外し、マウント、ハヴァーツ、ジェームスを投入。週中にはチャンピオンズリーグのマルメ戦が控えているため戦力温存といった意味合いもあったのかもしれません。

しかし、状況は中々好転せず何度もピンチを迎えました。
そんなピンチもメンディのビッグセーブ連発で0点に抑え、無事勝利を得ることができました!!

後半はメンディのセーブがなければ恐らく3点は入って逆転されていたでしょう。それくらいこの試合のメンディには鬼気迫るものがありました。
(この試合のマンオブザマッチはメンディとなりました。)

後半の結果

チェルシー:1 vs 0:ビーズ

CHEBRE_フルタイム_20211017

試合後

今節は開幕からビッグゲームが続いたチェルシーにしては、ベストメンバーを少しでも抑えて勝ち点を取りたい相手であっただけに、及第点といった結果かもしれません。

今勢いのあるブレントフォードに対して、勝ち点を取れたことに対しては十分だという意見もあるかもしれませんが、サブメンバーでも攻め続けるほどの結果を期待していた部分が大きいからでしょう。

メインのメンバーの多くがベンチ入りしているのは、まだまだトゥヘルチェルシーの戦術がチーム全体に浸透していない(メインメンバーでしか実現できない)部分が多いところがあるとも考えられます。

シーズンの前半を通して、チームとしての成熟が進むことを期待しましょう。

次節はCLマルメ戦。ユベントスに負けた1戦を払拭するような結果になることを楽しみにしています。

(プリシッチ早く復帰してくれないかな・・・)

※プレミアリーグ公式からの結果をリンクしておきます


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