プレミアリーグ第10節:vsバーンリー(2021年11月6日)
毎週末のお楽しみの時間がやって参りました。
プレミアリーグの時間です。
週中のCLマルメ戦はシイェシュのゴールにより1vs0で勝利したおかげで、グループステージ突破まで順調な進み具合です。
加えて、CLからプリシッチが復帰しました!ドリブラーが増えるととトップ下の戦術が広がるのでとてもありがたいです。
さて、本題のPL第10節バーンリー戦。
CLで出場した選手をできるだけ控えたメンバーとなっています。
マルコス・アロンソがマルメ戦で怪我をしたとのことで、怪我人リストにまたメンバーが増えてしまったことが悲しいですね。
本当にCL、カップ戦、PLとハードな日々が続きます。
バーンリーは正面を切ってインファイトを仕掛けてくるようなチームで、リーグ降格圏といえど油断すれば負ける可能性も十分にあるチームです。
観戦する側としては、撃ち合いは分かりやすく面白いので楽しみな試合です!
別の話になりますが、最近欧州リーグでは過密日程を考慮して試合の交代枠を3人→5人に増やす方針が検討されているようです。
ですが、PLでは賛否両論あり、そもそもの前提である過密日程の対応としては賛成されています。
しかし、効果があるのは特に試合数が多い上位チームだけで、疲労を回復したり、ベンチにも強い選手を使った戦術の多様性が広がり、有利になるだけだとの反対意見があるようです。
私はチェルシーを応援していることもあり賛成派ではありますし、例え上位のチームでも監督が有効な一手を打てなければ意味がない枠だと思っています。
この意見はどのような結論になるのか注目していきたいです。
※DAZNのハイライトは公式からYouTubeにアップされ次第リンクを貼ります。
前半
今節はバークリーが今シーズン初先発。彼は今シーズン途中交代で使われる機会が多かったですが、その全てでゲームに違いを生んでくれるプレーを見せてくれていたため、今後も起用が増えてくるのではないでしょうか。
相手のバーンリーについては、オリンピックで日本代表が苦しめられたウッドを覚えている方も多いのではないでしょうか?
前線に強力なFWがいるため、油断せずに今節もクリーンシートを手に入れたいですね。
試合の展開は開始からチェルシーが好勢でしたが、少ないながらもペナルティ付近までボールを運んでくるシーンがあり、前後にボールが行き交いました。
とはいえ、開始10分でチェルシーのシュート数は6本、枠内は2本だったため、得点する可能性は十分い感じられました。
しかし、バーンリーのGKポープのビッグセーブに何度もゴールを阻まれ、少し嫌な流れが見え始めています。
前半の途中、ゴールライン側に走り込んだところを押されたハヴァーツが電光掲示板に衝突して飛び込んでしまい、ヒヤッとしたシーンがありました。
その後無事に復帰したところが見られてホッとしましたが、これ以上怪我人が増えてほしくないですね。
そう考えている内に、ジェームズのドピンポイントのクロスからはヴァーツのヘディングが得点!!
ようやく得点することができて一安心。良い形で前半を終えることができました。
前半の結果
チェルシー:1 vs 0:バーンリー
後半
前半と変わらず攻め続けるチェルシー。
途中でバークリーと交代してロフタス=チークを投入。役割的には近いものの、セットプレーでの得点を期待しているといったところでしょうか。
何度もゴールを期待させるシュートを打つものの、中々次の1点が取れない状況。
そんな中で数少ないチャンスをものにされ失点してしまいました。。。
文句のつけようのない得点にこれは油断としか言えませんでした。
ここからはハドソン=オドイとカンテを交代し、マウントとプリシッチを投入。
そこから何度も攻め込むことはできましたが、決定的なチャンスはバーンリーの体を張ったブロックで阻まれてしまい、GKに届く機会すら遠のいてしまいました。
そのままゴールを決めきれずに試合終了。
試合展開とは裏腹に、18位のバーンリー相手に勝ち点1となる残念な結果となってしまいました。
後半の結果
チェルシー:1 vs 1:バーンリー
試合後
ここまで嘘のように好調なチームだっただけに、今回の引き分けはとても悔しい気持ちになる1戦になりました。
今回は失点してから交代した2選手について述べたいと思います。
以前から書いていますが、私としてはハドソン=オドイがいまいちゴールを決めきれないFWだと感じているので、フィニッシュできる選手に成長してほしいです。
トゥヘル監督も期待を込めて起用しているのでしょうか。
また、カンテも移籍してきた頃に比べて、ドリブルでの突破やパスの回数・精度も向上したのですが、他の1流クラブの中盤で比べると下位〜中位のレベルです。(もちろんディフェンス能力はNo.1と言えると思います。)
強豪チームと対戦する場合は、カンテがいれば中盤でのボール支配率が高まるため、プレーに存在感が出てくるのですが、今節のような基本的に攻め続けるチームには攻める能力を高める必要があります。
向上心もあり、勤勉な選手であるため、攻撃面に関してももう一皮むけてくれると期待しています。
チームについても今節の結果を反省して、次の機械に生かしてくれることを願い、次節のレスター戦で良い結果を残せるのを楽しみに待つことにしましょう。
(これ以上怪我人増えないで…早くルカクも戻ってきて…)
※プレミアリーグ公式からの結果をリンクしておきます