ひとりひとりの事情
いままで私はバスの中で手を繋いでいるカップルなどを見かけると、こんな公共の場で、、若いなぁと思っていた。
だが、いま精神科を患って思い返すと
パートナーに手を握ってもらって貰わないと不安で仕方ない時がある。もし私が以前に見かけた2人組がそうならとても申し訳のないことをしてしまったとそのとき気づいた。ただ仲が良かったのだけかもしれないが、無意識のうちに色々な人を偏見の目で見てしまっていないかと感じるようになった。
何が不安かも分からないがなにかソワソワしたり
いてもたってもいられなくなる。
常に薬とお水を持参しないと落ち着かないようにもなっている。パートナーにも当たってしまってしまうことだってある。
けれどうしても、何をしたらいいのかどうしたら仕事にいけるようになるのか、普通の生活に戻れるのかと考えても答えなどでない。
そのモヤモヤはパートナーにはまだ伝えられていないが、目に見えない事情があるということが存在することだけをどうか覚えておいてほしい。
#創作大賞2024 #エッセイ部門
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