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ククリヒメと14節制のカード

はじめに。
今回書くことは震災で実際に被害に遭われた方々、現実に起きていることとは全く関係のない話です。
⭐︎
今年の元旦に能登半島で大きな地震があった。
震源地の近くには白山比咩神社という有名な古社がある。
ご祭神は「白山比咩大神(菊理媛尊)」
神話では菊理媛神は伊奘諾尊と伊弉冉尊を仲裁、仲直りさせたといわれている。
「ククリヒメとも呼ばれる神名の「ククリ」は「括り」の意で、伊奘諾尊と伊弉冉尊の仲を取り持ったことからの神名と考えられる。」wikipediaより。

・輪廻から外れても自我を保てるようにするには、上の上限と下の下限を決めておく(そこで存在を確立させておく)ことが必要だと松村氏が書いていた。たぶんそうしないとこぼれ落ちてしまうのだろう。落ちればまた輪廻ツアー行き。

・タロットの21世界のカードでは楕円の中に両性具有のような人物が描かれているがこの楕円で描かれた円の上と下は✖️印で括られている。
こうなると21世界のカードの話をする方向になるが、今回はこの上下の✖️印を14節制のカードの二つの瓶に見立てて話を進めてみる。

・白山比咩神社は随分前に参拝したのだけど、記憶に残っているのは本宮よりもその近くにある旧御鎮座地のほう。あといつまで使われていたのか?わからない廃線になった錆びた線路の風景。
白山比咩大神はここでわたしがいうまでもなく素晴らしいところだけど、人が押し寄せる今の場所よりこちらの旧御鎮座地と廃線跡や近くの川を静かに巡ってみる方が良さげに感じる。

・能登の震災が起こった時のリリスの場所をジオセントリックのチャートで確認してみると、リリスはさそり座の数え14度にあった。

なんでリリス? と言われそうだけど〝そういう気がしたので〟とだけ書いておく。
さそり座14度のサビアンシンボルは「Telephone linemen at work.仕事をしている電話接続士」リリスは月の遠地点でブラックムーンとも呼ばれ、西洋では忌み嫌われる側面がある。でもそれは地上からしか見ていない(というか見えない裏側)からだとも言える。リリスも廃線跡の線路も現実世界では役に立たない、なんの為にあるのかわからない邪魔な存在なのだ。

・神話ではククリヒメは黄泉の国の出入り口で登場する。そこでイザナギに囁き交渉した。ククリヒメはネゴシエータか。
通信の分野でもネゴシエーション(negotiation)という言葉は使われるが、ククリヒメに電話接続士というサビアンシンボルは合っているのでは?

・イザナミが死んで今までの世界は終わったが、ククリヒメによって新たに接続がされ新しい世界が作られたというのを、タロットカードの13.14,15でなぞらえてみると。
13死神のカードで地震が起こり、今までの価値観、繋がっていたシルバーコードが断ち切られた。
14節制のカードで改めて再接続をしたあとの15悪魔のカードでは繋がれた二人がイザナミとイザナギとしてみよう。(これらは皆マルセイユ・タロットの絵柄の話)
・14節制のカードは左右に瓶を持っている。これを上限と下限で括っていると思えばその中で流れているのは自分の存在、自我というものかも知れない。
14節制のカードの二つの小瓶は好きな電車の始発駅と終着駅でも良い。廃線は物質世界では使えないがエーテル世界では現役だ。
月のステーションのみどりの窓口で定期券を買おう。


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