
寝床オーディオ
🎶音楽をどこで聴くか?
外の街中で、家の中のどこかで、動いているのか?パソコンで何かの作業中にBGMとして?、それともどっしり腰を据えて?. . .いやいやそれって全部だったりするけど、今回はとくに寝床で聴く音楽について。
寝床で聴く音楽はわたしの1日の中での音楽を聴くという時間の比率では一番短い。だってすぐ眠くなるし。でも時間は短いが濃度は一番高い気がする。
よくヒプノポンピアとかヒプナゴジアという言葉を聞くがそんなのも関係するだろうか?と言ってもそれらについては全くの門外漢なのでテキトーなことを言ってみただけなんだけど、こうしたうとうとタイムに面白い状況が現れる体験はよくある、というか最近増えてきた。
なので入眠前のこの音楽タイムはわたしには貴重なひとときでもある。
で、これにはコツ?があって寝そうで寝ない、寝落ち&うっすらと半分目が覚めるといった状態をキープする、または繰り返すといのはなかなか難しい。さっさと寝ろと言われればそれまでだがそれでは話が終わってしまうのでもう少し付き合ってもらおう。
このうとうとした音楽タイム。これは顕在意識と潜在意識の間をステルス戦闘機で飛んでいるようなものか?1日の終わりにそれまでの顕在意識のレーダに捕まらないように潜在意識とのスレスレの間を飛ぶ。これがうまくいくとその後の夢見にも効果は持続している. . .と思う。
で、この時に問題になるのが繋いでいる機器のスイッチのオン・オフや音量その他のダイアル操作など。この作業で体を動かすといっぺんに目が覚めてしまう危険に晒される。
なのでこれらは眠気まなこで出来るのが一番望ましく、今までベッドサイドで音楽を聴く際の機器選びは悪戦苦闘していた。
がっつりオーディオシステムを組めばお気に入りのいい音で聴くことができるがこれはその先の寝ると言うのには直結しない。
かたやスマホとイヤホンの組み合わせというのは寝る(寝落ちとも言う)には直通ルートはあるものの音という面での満足度は低い。経験上音の世界に没入するという体験は少なかったようにおもう。(ハイエンドなDAPは持っていないのでここではスマホとする)
やっぱり外部からの電源供給が確保できる据え置きはこんな小型でも安定感が全然変わる。
ということで今回手に入れたSHANLINGのEH1というdacアンプ。

これがなかなか良かったのでちょっと書いておく。
これはいわゆるオーディオ機器のレビューではなく寝床オーディオとしてなので評価の基準は全く違ったものになります。
まずサイズ. . .これはベッドサイドに置くのには最適◎
・ダイアルなのど操作性. . .全てアナログなのでブラインドタッチも可能◎暗闇で全て完了できる◎
・オマケのびっくり機能‼︎
EH1にはこの価格帯で今まで見たことがない低音&高音のゲイン機能がついておりこれもダイアルを回すだけで良い。
イコライザーなどの面倒な操作と違い楽曲によって直感的に操作ができる。これ地味にすごい。イコライザーでもなくデジタルフィルターでもなく単に低音と高音のダイアル操作のみなのだ。なのでスマホのアプリは必要ない。
今回他にも候補だった同じくエントリモデルのfiioのK11は機能や出力ともこのEH1より上手だけど全て液晶画面で確認しなくてはいけない。なので寝床オーディオからは脱落した。同じく同価格帯ではIfiのZENシリーズが有名だけどこれは単体で使うにはどうも使い勝手がイマイチで追加の機材やフル装備の必要に迫られるためこれも却下。
そうした中でつい先週発売されたばかりのSHANLINGのEH1に行きついたというわけ。
話が逸れるが、占星術には12感覚というのがある。聴くということの聴覚はかに座が当てられている。
感覚の中で唯一感覚が身体からはみ出すのがこの聴覚ともいわれる。
またクラシック音楽にはグルジェフのいう高次感情のH12成分が大量に含まれているとも。
音楽をうとうとしながらムニャムニャ聴くというのはこれに多いに関連するんでは。
そんなこんなで辿り着いたこの寝床オーディオシステム。
勝手にヒプノポンピア誘発・寝床オーディオと命名させてもらいましょう。長いな^^;